団塊バカ親父の散歩話

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zoom RSS 『団塊バカの壁』

<<   作成日時 : 2005/11/11 21:34   >>

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 AERA(No.60・11/14)に『団塊バカの壁』というタイトルで、下記の3人が対談をしている。団塊の世代の池田と吉岡が養老孟司と「2007年問題で激突」とある。これは読まねばなるまい、ということで読んでみた。団塊世代とは何か、が少しはわかるかもしれない。独断と偏見で抄録してみた。

・養老孟司(ようろう たけし):1937年生まれ。東大名誉教授。専門は解剖学。著書多し。「バカの壁」がベストセラーに。
・池田清彦(いけだ きよひこ):1947年生まれ。早稲田大学教授。専門は生物学。著書に「構造主義と進化論」「他人と深く関わらずに生きるには」「生きる力、死ぬ能力」(2/6にブログで紹介)など多数。
・吉岡忍(よしおか しのぶ):1948年生まれ。作家。著書に「墜落の夏 ― 日航123便自己全記録」「路上のおとぎ話」など多数。
 
○ 団塊世代には職人気質が多いみたい
 1年に二百数十万人生まれたこの世代が、再来年から大量に定年退職する。これが「2007年問題」だが、特に製造業が大変で、技術の伝承ができない。
 裏面に、バブル以降の不況で新規採用を押さえてきた企業では、下にいい人材がいない、という事情がある。
○ 団塊世代って、金を使わない
 半端ではない退職金を虎視眈々と狙うビジネスも出てきた。でも、団塊の世代って、金を使わない?
○ 団塊世代が定年になると、ダブルニート状態になるかも
 団塊ジュニアにはニートが多い。パラサイトシングルの子どもを持つおやじが、年金で国にパラサイトするようになったら、「二重寄生」になる。
 「蕎麦打ち」(11/5)にも書いたが、蕎麦屋になった人もいるものの、店の壁に「今日の蕎麦粉は岩手県産の有機栽培」などと書いてあったりしてまず形から入り、週休2日だったりする。武士の商法だ。失敗確実? そして、パラサイトに。
○ 団塊世代は「退職したら、妻と旅行したい」と希望する
 なんでも、8割はそう答える、という。これはやめた方がいい。芭蕉や西行にならって、一人で行けばいい。
 夫の希望を聞いた妻たちは「勘弁してよ。旅先でまで、亭主の面倒なんか見たくない。友達と行った方が、よっぽど楽しい」、と言う。
○ 団塊世代は、定年になって「さあ、どうしよう」という話になる
 高度成長で好景気を味わったから、社会的な役割と個人の生活は別という、昔からの価値観を忘れてモーレツのまま突き進んできてしまった。自分なりの趣味とか考え方がないと、定年後は大変。
 昔の日本は、「公」と「家」と「個」の三重構造だったが、近代になり、「家」をなくして、無理矢理「公」と「私」の二重構造にした。蹴飛ばされた「家」の役割は会社が担い(擬似家族)、そこに安住するあまり、「個」としての「私」は有名無実化した。
○ 団塊世代は、いろんなことに挑戦したはず
 若い時分、政治活動だけじゃなくて、ロックを聴き、アングラ芝居のファンになり、いろんなカルチャーに触れて結構楽しくやってきた。次の世代から「あなたたちが手を付けなかったものはないじゃないの」って言われるぐらいに。
○ 団塊世代は基本的に、あくまでまじめ
 遊びでも何でも、「なぜこうなるのか」とか、「これが流行っている原因は」とか、理屈とかメカニズムとかを分析してしまう癖がある。分析している間に、世の中から取り残される。
 団塊世代は、まじめに学生運動やって、まじめに就職して、まじめに管理職になって、まじめに定年になって、まじめに死ぬんだよ……だってさ。あ〜あっ。

<後記>団塊世代のバカ親父としては、これを読んでちょっと複雑でした。それは、ちょっと違う、ということもあれば、うーん、なるほど、と思うこともありましたね。「まじめ」過ぎて、越えられない壁がいろいろありそうです。なんとか、越えなくちゃ!
 ここには、団塊世代の女性についてはほとんど触れられていませんでしたが、団塊世代の女性は専業主婦が多いから、会社の擬似家庭の中にどっぷりと浸っていた男と違って、「家」の喪失がない。そこが、強みでしょうね……うちのカミさん、これ以上強くなっちゃったら、どうしよう〜〜。

 池田清彦さんの、下記の本をお薦めしておきます。
他人と深く関わらずに生きるには
他人と深く関わらずに生きるには (新潮文庫)

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コメント(12件)

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あ〜、マジメ〜。私もマジメ組です。若い時にもうちょっとムチャしておけば良かった。今ムチャしたら大変だぁ。あぁあ〜(#^.^#)
キョン
2005/11/11 22:39
☆ キョンさんも、マジメだったか〜。バカ親父も、ときどきバカなことはやったけど、根はマジメだったねえ。若い時にムチャしといた方が、よかったか悪かったかはわからないけど、これからでも遅くない。ムチャは無理でも、クチャくらいは……いいかも(笑)。
遊哉
2005/11/12 00:04
私、団塊世代の夫を持つ身ですので参考になりました。
>団塊世代は「退職したら、妻と旅行したい」と希望する
は大歓迎だけど、例によって夫が素直に行動を共にするか心配だわ。
urara
2005/11/12 00:29
団塊世代は、理屈をこねるって。なるほど〜。あの記事は私も読みましたが、読み流し。こうやってまとめていただくとわかりやすいですね。こういう真面目さが団塊世代の特徴なんざんしょ。仕事にも勉強にも趣味にも、マジメ結構なんじゃないの。ただね。記事にも書いてあったけれども、人の話を聞いて大笑いするのは女性ばかりで、男性はしかめっ面して腕組みなんかしちゃってる。。。これはいけませんね。笑いませんと。はい、ごいっしょに\(^o^)/
yu_mama
2005/11/12 00:41
定年になったらテニスに精進しネット碁を楽しみながら毎日BLOGを書いている悪寒。要するに今と同じでゴンス。
adv55
2005/11/12 10:13
☆ uraraさん、参考になったのなら幸いですが、一口に団塊世代といっても、いろいろいますからねえ。これは、あくまでも一般的な話ですよ。
 ご主人はこれから定年を控えて、いろいろ考えていくと思いますよ。定年でどう変わるか? よくなるか、悪くなるか、変わらないか、人事ながら興味津々。
遊哉
2005/11/12 11:25
☆ アハハ、yu_mamaさん、バカ親父もどちらかというと、しかめっ面して腕組みなんかしてる口だ〜。でもねえ、楽しくも嬉しくもないのに笑えるかい、ケッ! てなもんで。世の中、ゲラゲラ笑えることが少なすぎるよ。団塊世代がリタイアしたら、ちょっとは変わってくるような気はしますがね。
 マジメもいいけど、真面目過ぎるというのは、やっぱりちょっと困りものです。不真面目というのではなくて、「遊び心」みたいのはもたないとねえ。一緒に、おおいに笑っていきましょう\(^o^)/
遊哉
2005/11/12 11:34
☆ adv55さんは、仕事もするけど、遊びも心得ているから、このままでいいんじゃないですか。でも、悪寒はアカン!
遊哉
2005/11/12 11:37
団塊の世代が入社してきた時感じたこと:
・ちゃらちゃらした奴が目立つなあ。
・遊び方/楽しみ方を知っているらしいなあ。
・仕事より、自分の楽しみを大事にするだろうなあ。
「真面目?」、何に比べてじゃろうか。
学園紛争のエネルギーは、すごいと思いましたが、職場では、その片鱗も見せませんでした。
片靴
2005/11/12 11:47
☆ 片靴さん、学園紛争のエネルギーといっても、バカ親父のようなノンポリもいっぱいいましたからねえ。ちゃらちゃらして、遊んでばかりいて、真面目じゃないやつもいっぱいいますよ。仕事より自分の楽しみを大事にする、という面はあるかもしれません。マイホームパパなんていうのも、団塊の世代でしょうか。同時に、企業戦士もいっぱいいます。いろいろ、いるってことです。「今の若者は……」というような言い方は、繰り返すようですね。
遊哉
2005/11/12 12:01
夫と一緒に旅行したくない妻 じゃふたりで一緒に 暮らしてることないじゃない 暮らしってのは 全部って事だろうに なにちゃらけた事言ってるのか 私ゃ 興奮した
seizi05
2005/11/12 12:59
☆ seiziさん、まあ、まあ、抑えて、抑えて。
 これもいろいろで、仕事仕事で家庭と奥さんをないがしろにしてきた男が罪滅ぼしとして、奥さんを旅行に連れて行こうとしているのかもしれません。奥さんは、今さらなによ! と言いたいのかもしれません。seiziさんとこみたいに、いつも一緒という夫婦もいるでしょうけどね。うちは? まあ、そこそこ。
遊哉
2005/11/12 16:33

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