団塊バカ親父の散歩話

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<<   作成日時 : 2007/03/23 00:06   >>

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画像 毎日の散歩は、ひめの散歩でもある。だいたいはバカ親父が行くのだが、ときにはカミさんが行くこともある。
 いつもは、だいたい同じところを回ることが多いのだが、ときどきは違う道を歩いてみたくなって寄り道をすることがある。
 あるいは、休みの時などにはカミさんも加わることもあって、そんな時は、カミさんの好みの道になったり、いつもより長い散歩になることが多い。

 いつもと違う道を歩くと、あたりまえだが、いつもとは違うものが見られる。昨日書いた富士山が見られる高台も、カミさんが教えてくれたところである。
 違う道を歩くと、頭の中の地図が広がる。未知の道が既知となり、既知だった道とつながる。
 頭の中の地図の道が網の目のように広がっていく。道沿いの街並みも同時にインプットされていく。道から見える遠くの景色もインプットされていく。途中で出会う木や草もインプットされていく。
 頭の中の地図は平面でなく、空間を伴った立体的なものにもなる。

 話はちょっと変わるのだが、12日に日本テレビ系で「セレンディップの奇跡」というドラマが放映されたらしい。3話が入ったオムニバスドラマだったという。
 そのなかの1話「スプーン」のセリフが、朝日新聞(3/19)の「TV このセリフ」という欄に紹介されていた。
 このドラマのストーリーは次のようなものである(ホームページより)。

<世田谷の住宅街という「迷路」で深夜、
波多野(伊藤淳史)は道に迷っていた。
彼女の里枝(福下恵美)の引越し先で些細なことからケンカ。
勢いでマンションを飛び出してしまったのだ。
細い路地に忽然と現れた灯りと
食欲をそそるカレーの匂いにつられて、
カレーの店「キャナル」に入ると、
「お兄さん、甘口でいいよね」と
オーダーを勝手に決めてかかる店主(津川雅彦)。
ムッとした波多野は激辛を注文するが、
「辛すぎるから激辛は出せない」と言い張る店主と、
意地になって激辛を注文しようとする波多野。
丁々発止の押し問答の末、出てきたカレーは…。>

 その中で、店主(津川雅彦)が人生の壁にあたって悩む波多野(伊藤淳史)に言う次のようなセリフがあるという。

 「道に迷えば地図が作れる。ピエール・エルメの口ぐせだ」
 そして、その後に続くセリフが、
 「遠回りをした分だけ、カレーにコクが出た」

 ひとりの人の人生の道は、計画どおりに進めるような一本道ではないと思う。脇道に逸れたり、回れ道をしたり、寄り道をしたり、紆余曲折があるものじゃないだろうか。
 もし、計画どおりに進めたとしたら、それはとても良さそうに思えるが、はたしてどうなんだろう。そんな順風満帆で一本道を歩んできたような人は、それがひょんなことでわずかでも道を逸れたら、元の道に戻れないし、新しい道も見つけ出せなくて迷子になる確立が高いような気がする。
 それに反して、いろんな寄り道や回り道をした人は……言葉を変えて言うなら、挫折を経験したような人は、とても強くなれるような気がする。たとえ元の道に戻れなくても、新しい道を歩めそうだ。

 それは、自分の中に広い地図ができているからのような気がする。たとえ、一つの道で迷っても他の道を知っているから、元の道にも戻れるし、別の道を歩むことができるんじゃないだろうか。

 時には、寄り道や回り道もいいのかもしれない、などと思ったのだった。

<後記>自分の好きな道を好きなように歩めるのが、一番幸せなような気がします。好きな道なら、たとえ迷っても、寄り道しても、回り道しても、元に戻れそうな気がします。
 好き好んで自分からわざわざ迷うことはないでしょうが、生きているとどこへ迷い込むかわかりませんからねえ。そんな時は、将来のために自分の地図を広げているんだ、作っているんだ、と思うといいのかもしれません。
 なお、ピエール・エルメという人は、有名なパティシエだそうですが、こういうことに疎いバカ親父はまったく知りませんでした。上の赤字をクリックすると、日本にもあるというお店のことがわかります。

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コメント(16件)

内 容 ニックネーム/日時
本当に人生には無駄なことなんてないのでしょうね。寄り道・回り道をした経験はふとした時にどこかでつながって横に伸び、深くもなる、読みながら私もそんなこと考えていました。
 そのドラマ見ましたよ^^v不思議な出来事なのですが、人生を勝手に決めこんではいけないよと教えてもらったような気持ちがしました。
耳すま
2007/03/23 00:36
☆ 耳すまさん、今そちらに伺って、帰ってきたところです(~_~)。
 人生に、寄り道や回り道は付き物のような気がします。それを、どうとらえるかが問題なような気がします。マイナスでなくプラス思考で、自分を深め豊かにするものととらえれば、いいんじゃないでしょうかねえ。そうすれば、人生が膨らんでいくような気がします(^^♪。
 そのドラマをご覧になったのですね。3話ともなかなか面白そうですね。再放送したら、見てみたいと思います。“人生を勝手に決め込んではいけないよ”ですよね。人生は生きてみないと、わからないものでしょうね。
遊哉
2007/03/23 00:47
寄り道回り道専門の人生。(・-・*)ヌフフ
色んな経験をしたから人の傷みも分かるような分かんないような・・・でも、自分の感情が相手の顔や言葉になって戻って来るんだって。
つまり、人は全て自分の鏡なんだって。
そうかも知れないって思うときあるなぁ。。。
ドラマも最近全く見ないけど、たまには見なきゃね!誰にもついて行けなくなっちゃうわ。
「遠回りした分だけカレーにコクが出た」なんて
カッコいい!私はさしづめ遠回りした分やさしくなれたかも知れないなぁ。。。否、省略することを覚えたかも・・・o(*^▽^*)oあはっ♪
さよちん
2007/03/23 07:53
☆^ ^☆私は20代30代の頃よく10年20年先の予定を立ててました。まあこどもが小学校入学とかいう決まっていることに加え家はこの頃に建てたいみたいな不確定なことを組み合わせ、まだ沢山ある未来の地図を書いていたのです。でもなぜか50代以降はあんまり楽しくなさそうで空欄ばかりで、40代になったころからだんだん書かなくなりました。いまその年齢になりご存知の状態です(>_<)思えば寄り道も回り道もせず真っ直ぐな道だったような…。まあそれなりに一生懸命やりましたけど。今、直角に曲がった迂回路を歩いておりますが、ひとりぼっちでないことに救われている気がします。まあこれもいいかなと見知らぬ風景を楽しんでます(つよがりかな(^-^;)。カレーのコクがでるかしら*^ ^*
アーシア
2007/03/23 10:25
 寄り道散歩も良いものよね。心に余裕がないとできないよね。なるほど〜、遠回りしたぶんだけカレーにこく?!良い言葉ですねぇ。私なんか寄り道回り道迷い道暗い道霧の出る道…その分カレーにこくが出たかなぁ?おいしいカレーになるようまだまだ頑張らねば。
キョン
2007/03/23 13:34
私も挫折?裏切り?
どん底まで味わい何度死のうと思ったことか・・・そのお蔭で今は動じず動かず揺らめきもせず・・・・・楽な気持ちになりました。
多分生きていくのも示された道を歩くだけ・・
小桜小梅
2007/03/23 13:36
☆ さよちんは、寄り道回り道専門の人生だったんだ。バカ親父もいろいろ寄り道・回り道をしたけど、さよちんのほうが凄そうだ(~_~)。
 人の痛みがわかるのかと思ったら、“わかんないような”なの〜(^^ゞ。でも、さよちんのいろんな経験が、今の優しさや魅力につながっているんじゃないでしょうか。
 “人は全て自分の鏡”というのは、わかるような気がします。自分が思ったり考えたり感じたりする目で、人を見ているような気がします。それ以外は見ていても、わからないのかもしれませんね。
 寄り道しても、回り道しても、迷っても、最期に“面白かった〜”というような人生だといいねえ(^^♪。
遊哉
2007/03/23 19:35
☆ アーシアさん、若いころはいろんな計画を立てるものですね。特に子どもができると、いろんな区切りの時期があるから、それに合わせて計画を立てざるを得ないということもあります。家を建てたいとなれば、そのための財政的な計画も必要でしょうね。
 そういう計画は、どちらかというと他律的なものだったかもしれません。だから、その“他”である子どもたちが独り立ちすると、“空の巣症候群”などというものが現れる場合があるのかもしれません。
 セカンド・ライフなどと言われていますが、これからこそ自立的に生きていけるのかもしれません。とはいえ、体力も気力も衰えるから、制約は大きくなっていくでしょうが、でもそれは誰にも文句を言わせずにマイペースでいけばいいんじゃないでしょうか。楽しんじゃった方がいいような気がします。
 直角に迂回路を歩むということは、それだけ人生の幅が広がるということかもしれません。ついでに、厚みも加えられるように何か考えてみたらどうでしょうか。見知らぬ貴重な風景を楽しんじゃったほうがいいと思います。そうすれば、カレーもアーシアさんも、きっとコクが出ると思いますよ(^^♪。
遊哉
2007/03/23 20:02
☆ キョンさん、寄り道散歩も面白いですよ。心に余裕がないとできない、ともいえますが、逆に心に余裕がないときに寄り道・回り道の散歩をするのもいいものです。無心で歩くと、心が休まるってこともあります。
 キョンさんも、いろんな道を歩んできたようですが、それがキョンさんの生きていく知恵をつくったんだと、いつも思っています。自分が望んだ道ではなかったのかもしれませんが、貴重な経験だったんじゃないでしょうか。
 カレーにますますコクが出るように、頑張り過ぎないようにお互いに頑張りましょう(^^♪。
遊哉
2007/03/23 20:13
☆ 小桜小梅さんも、いろいろあったようですね。“何度死のうと思ったことか…”なんて経験をすると、そんじょそこらのことには動じなくなるでしょうね。バカ親父も、ちょっとやそっとのことには驚かなくなってます(^^ゞ。
 でも、小桜小梅さんは、時々いろんなことに怒っているような……(~_~)。
 人間生きていると、なにが起きるかわかりませんからねえ。“示された道を歩くだけ…”なんて言っていても、これから波乱万丈になるかもしれませんよ(^^ゞ。なにはともあれ、人生は1回限りですから、楽しむことを考えていってください(^^♪。
遊哉
2007/03/23 20:33
動じなくなるのと怒ることは次元が違いますよ〜〜
こんなではいけないんじゃないの!?と注意してるだけです
細○さんも最近そういうコメントが多くて私はもっともだ〜と拍手喝采しておりますのよ・・・
自分自身が楽しむことは中々難しいな〜〜私にとって難問かもしれない。
小桜小梅
2007/03/23 20:39
先日朝のテレビで連続ドラマを見ていましたら、夫の連れ子たちが成人して転職やら夫の転勤やらいろいろ経験して苦労しているのを見て田辺聖子と思われる主人公が「子供らも厚みを増してきたね」と言ったのを聞いて、なるほどなと思いました。望んでも望まなくても人生の寄道、回り道で人間の厚みが増すってありますよね。いえ、面の皮の厚さじゃないですよ(笑)
urara
2007/03/23 21:13
☆ 小桜小梅さん、は〜い、すみません。わかってるんですけどね。ちょっと言ってみたかった(^^ゞ。
 “怒る”ということは大事でしょうね。バカ親父は、最近どうもあまり怒れなくなって、怒れる人が羨ましいというか、憧れてます。怒るにはエネルギーが要りますからねえ。どうもエネルギーが不足してきたようです(^^ゞ。
 細○さんはどうも苦手で、ほとんど見ていません(~_~)。
 自分自身が楽しむことが難問ですか。なんとか、自分で楽しむことを、見つけてください。
遊哉
2007/03/23 23:22
☆ uraraさん、朝のあの連続ドラマは見たことがありませんが、田辺聖子がモデルのようですね。カモカのおっちゃんとの関係も面白いし、連れ子を育て上げたのも凄いし、子どもたちとの関係もなかなか面白いものがあるようです。
 人はいろんなことを経験して、人生に幅と厚みを増していくようです。苦労してダメになる人もいるし、それを糧に豊かな生き方をする人もいるようです。考え方ひとつなんでしょうね。意識的でも無意識でも、寄り道や回り道を楽しみつつ、人としての厚みも増したいものです。
 歳を重ねると、面の顔が多かれ少なかれ厚くなるのは、致し方ないでしょうね(~_~)。
遊哉
2007/03/23 23:31
今日現在 面白かったーって思ってる これからも 面白いような気がする なんたって 私 極楽トンボ
seizi05
2007/03/24 10:31
☆ 極楽トンボのseiziさん、おそようございます(~_~)。ずーっと、面白がりながら生きてってくださいね(^^♪。
遊哉
2007/03/24 10:59

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