団塊バカ親父の散歩話

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<<   作成日時 : 2007/11/17 14:21   >>

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画像 昨日の記事は、仏教の僧団の年功序列というやり方が面白いと思って、それに日本の現状を絡めて書いたのですが、意外と反響があって驚きました。

 いただいたコメントは、現役で働いている方、すでにリタイアされた方、主婦の方など、それぞれの立場からの切実な思いがこもっていたと思います。コメントも皆さん普段より長いし〜(^^ゞ。
 それだけ、いろんな問題を含んでいるということなんでしょうね。
 正直言うと、こういう話題は不得意分野なんですが、いただいたコメントでいろいろ勉強させてもらいました。返事のコメントを書きながら、少しは頭の中が整理できたような気がします。貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。

 振り返ってみると、バブルが崩壊したちょっと前ころから、テレビで、企業のトップが並んで「申し訳ございませんでした」と頭を下げるシーンが多くなってきたように思えます。
 最近は、ますます増えているような気がします。同じようなシーンを見せられて、もういい加減にしてくれよ、と言いたくなります。
 食品偽装もその一つですが、老舗といわれる企業がそういうことをやることに驚きました。老舗には長年の商売の知恵があったと思うのですが、それが機能しなくなってきているんでしょうね。
 それだけ、世の中が厳しくなっているんでしょうが、目先の利益に溺れたと言えるような気がします。

 それで、ちょっと前の記事「『夜叉桜』 <2>」 の<後記>で、次のようなところを引用したことを思い出しました。
 主人公の一人ですが、清之介という小間物屋の主人が、真の商人とみた大店の主人を描写した箇所です。

<淳良な質とは何かと問われれば言いよどみもするのだが、少なくとも儲けだけに執着していては根は腐るはずだ。儲けは儲け、一分でも売り上げを伸ばすために日々あれこれと思いを巡らす。他方、そういう日々を突き抜けて、想念を明日へと伸ばす。二律する商人の気概を過不足なく内に保った人物だと思えるのだ。>

 企業というのは営利を目的とする組織ですが、目先の利益だけを追求しているとダメになるんじゃないでしょうか。将来を見越して、組織を整え、自らも律して商売(仕事)をしていかないと存続できなくなるような気がします。
 それに、消費者のことを考えるのは当然ですが、同時に働く人たちのことを大事にしていかなければ、立ち行かなくなると思います。

 なかなか難しい課題ですが、年功序列・終身雇用、能力主義・成果主義等をうまく取り入れて、日本に合った考え方・制度ができていくといいですね。
 現在、その渦中にいる人は、家族も含めていろいろ大変でしょうが、頑張っていかなきゃいけませんね。


<後記>昨日の記事にいただいたコメントへの返事は、いろいろ考えながら書いているうちに、ついつい長くなりました。まるで、記事を3本くらい書いたような感じになって、疲れました〜(^^ゞ。
 でも、書いた記事に、こういう反響があると嬉しくなります。
 これからも、皆さんにいろいろ考えてもらえるような記事も書いていきますので、よろしくお願いいたします(^^♪。

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コメント(16件)

内 容 ニックネーム/日時
ドアノブだと思いますが違いますか?
最近は定年まで勤めあげられるか疑問です
悲しいことですが正直いってさきが見えません
そんな訳で年単位で考えずに月単位でみていく
しかないと。。さみしーい話になりました(笑)
みいママ
2007/11/17 18:41
☆ みいママさん、いい線いってます。ドアノブじゃなくて、2枚の引き戸の真ん中についているロックです。カーテンに映った影です(~_~)。
 さみしーい話ですね(^^ゞ。辞めたほうがいいとも、辞めないほうがいいとも言えませんが、もし辞める時はできれば次の職を見つけてからの方がいいですよ。
 いろいろ大変でしょうが、あまり無理せずに、適当に気を抜いてください(~_~)。
遊哉
2007/11/17 19:58
昨日は心のこもった、とても丁寧なお返事をいただいて嬉しかったです。他の方のも読ませていただきましたが、皆さんいろいろありますね。私だけじゃないんだなと思いました。
今の時代、切り捨てられても地獄だし、生き残っても責任ばかり増えて潰れてしまいそうだし…。やれるとこまでやるしかないけど、画家とか、作家とか、あと、たとえば将棋の駒を彫る名人とか、変わりのきかないスペシャリストっていいなあと思う、今日この頃です(笑)
キーブー
2007/11/17 20:26
最近の偽装事件を見ていると、情けなくなりますね。しかし、これらの暴露のキッカケは内部告発が殆どでしょう。
前記事の能力主義などから派生したロイヤリティの欠如、国全体のレベルアップによる、悪事の駆逐行動が大きいかもしれませんね。
かっては公害垂れ流しすら許されていた日本が、徐々に成熟して、偽装を許さなくなってきているのかもしれません。
この次はどんな悪が暴かれるのでしょうか?
山いろいろ
2007/11/17 20:34
☆ キーブーさん、そうですね、この問題では皆さんそれぞれの立場で、いろいろな思いがあるようです。悩んでいる方も多いようですね。
 “すまじきものは宮仕え”なんていう言い方がありますが、使われる身は自分の意思ではどうにもならないことがあって、いつの時代でも辛いものがあるんじゃないでしょうか。
 代わりのきかないスペシャリストは、頼るものが自分だけだから、その厳しさもあるでしょうが、仕事をやり遂げた時のやり甲斐とか嬉しさ・面白さも格別のものがあるでしょうね。
 なりたいけど、なるまでが大変そうだし、今からじゃ無理かな(^^ゞ。
遊哉
2007/11/18 00:31
☆ 山いろいろ さん、内部告発が多いようですね。公共事業の談合などでも、内部告発が増えてきているようです。
 東南アジアなどでは公然と賄賂がまかり通るところが多いですが、日本は以前と比べると国民の意識も向上しているんでしょうね。国自体の成熟で、偽装なども許さなくなってきているんだと思います。
 企業もそこで働く人も、いろんな意味で過渡期なのかもしれません。忠誠心の欠如という面もあるでしょうが、溜まった膿を絞り出している時期と言えるのかもしれません。
 どんな悪が暴かれるんでしょうね。期待もしますが、ちょっとコワいような気もします(^^ゞ。
遊哉
2007/11/18 00:45
眠れないのでふたたびお邪魔します(笑)
今からじゃやっぱ、将棋の駒を彫るのは無理ですね(笑)
「すまじきものは宮仕え」かあ…。仕える宮にもよるけど、ほんとに身にしみる言葉ですねえ(>_<)
キーブー
2007/11/18 01:18
☆ キーブーさん、眠れない時は、眠くなるまで起きてましょう(^^ゞ。
 自分にしかできないことをするのはとてもすばらしいことだと思いますが、特別の技術が必要なことは若いころから修行しないと無理なような気がします。それで思い出したのがグランマ・モーゼスという画家です。70歳過ぎから絵を描き始めたという人です。その記事をURLに入れときましたので、よかったら読んでください(~_~)。
 仕える宮にもよるでしょうね。よほど自分にあった宮があればいいでしょうが、これも難しそうですね(^^ゞ。
遊哉
URL
2007/11/18 08:08
おはようございます。
一般企業から生活のために、今の、会社ともいえないような個人経営の会社に入って14年。
それまでの常識が常識で通らず(むしろ非常識といわれ)、首をかしげるようなことがまかり通り…。
 それでも、経営者が同い年、請われて入った強みも手伝って言いたいことは言ってますが、なかなかね…。
 経営者が黒といえば白も黒だと言ってしまうイエスマンたちを見ていると、賢いのかバカなのか…。ノーという私がバカなのか…。
 煙たいんでしょうけどね、それでも最終的には私に意見を求める経営者なのでした。
 今さら転職もできないので、年金もらえる日までガマン…いやその前に会社がポシャるかも…と思いながら働く私でございます。

 >年功序列・終身雇用、能力主義・成果主義等をうまく取り入れて、日本に合った考え方・制度ができていくといいですね。

 そうですね。年長者、年齢を楯にせず、能力あるもの能力に溺れず…。みんな謙虚になろうぜ!

 レベルの低いコメントでどうもすみません!
Fチェスカ
2007/11/18 08:25
☆ Fチェスカさん、個人経営や同族会社というのは問題がありますが、これが意外と多いんですね。
 大学を卒業して最初に入った会社が、中堅どころの専門書の出版社で、会計責任者が“奥”という女性で、これがなんと社長の奥さんでした(^^ゞ。ここは社長と喧嘩して5か月ほどで辞めました。バカ親父も若かったんですね(~_~)。
 食品偽装で問題になった会社も個人経営というか同族会社が多いんじゃないでしょうか。経営者の周りがイエスマンばかりになると、遅かれ早かれ破綻を来すような気がします。ノーと言えるFチェスカさんは貴重な存在で、経営者も必要性をちゃんと認識しているのかもしれません(~_~)。
 前防衛事務次官も“天皇”とか呼ばれていたようですが、周りはイエスマンが多かったんじゃないでしょうか。あるいは恫喝などで黙らせていたのかもしれませんけどね。そういう組織は、やはりおかしくなるでしょうね。
 “年長者、年齢を楯にせず、能力あるもの能力に溺れず…。みんな謙虚になろうぜ!”でいくのがいいでしょうね。なかなか含蓄のある、レベルの高いご提案だと思いますです(^^♪。
遊哉
2007/11/18 09:11
カーテンの向うにはなにが見えるのかな?…なんてね。
 偽装問題、談合、汚職、賄賂、見返り……そんな事も必ずあるだろうなぁとは思っていましたが、多いのね。 悲しいけれど、人って弱いからねぇ。私もその立場にたったら、そうなるのかもって思う時もあるよ。でも、もうちょっと自分の仕事に誇りを持って生きていきたいよね。たった一回しかない人生なのにね。
キョン
2007/11/18 09:15
 おはようございます
>企業のトップが並んで「申し訳ございませんでした」と頭を下げるシーンが多くなってきた・・・
 :そうですね、私もそう感じます。買ってくれるお客さんを意識しないと、大企業といえども存続していけない時代になりつつあります。
 企業は投資家、経営者、従業員、お客さん(取引先を含めて)で成り立っています。中小零細企業は投資家=経営者の場合が多く、会社は自分の持ち物との思いがあるでしょうが、従業員や消費者のものでもあります。苫小牧の一件でも、最終的なしわ寄せは解雇された従業員や取引先です。個人商店でも大企業でも人を雇い、利益を出し、企業を存続させるためには、大変な苦労がいるでしょうが、その心根には”強固な理念”が必要だと思います。

2007/11/18 09:58
☆ キョンさん、写真はバカ親父の部屋で、カーテンの向こうは庭です(~_~)。
 なんだかいろんな日本の悪いところが噴き出しているという感じがしますね。人間て弱いから、その立場になったら同じようなことをやっちゃうかもしれませんね。一度はまり込むと、抜け出せなくなっちゃうでしょうね。
 目先のことにとらわれて、つまらないことをしたら、自分が惨めになるだけだと思います。お金は大切だけど、お金には動かされたくないです。
 そう、たった一度の人生だから、仕事にも日々の生活にも誇りをもって生きていきたいですね(^^♪。
遊哉
2007/11/18 15:03
☆ 時さん、おっしゃるとおりだと思います。企業はお客さんを意識しないわけはないでしょうが、物が売れたりお金を得ることだけを考えていてはいけないんでしょうね。いろんな意味でのお客さんの利益を考えなきゃいけないんだと思います。
 大企業でも中小零細企業でも、個人企業(商店)でも、経営者はそれぞれ性質は違っても大変な苦労があると思います。その基本は、投資家、従業員、お客さん(取引先を含めて)をみんな大事にしなきゃいけないということでしょうね。目先のことにとらわれると、間違いを犯しそうです。
 ちゃんとした仕事を続け、企業を成り立たせていくには、「心根には”強固な理念”が必要」なんだと思いますね。
遊哉
2007/11/18 15:17
悪は ほろびる そう思ってる それが基本になっててくれないと ほんと 辛いよ
seizi05
2007/11/18 18:58
☆ seiziさん、悪は滅びてくれなきゃ困りますよね。
 でも、悪が滅びるにしても、その前に甘い汁を吸いすぎていると腹が立ちます(^^ゞ。
 まあ、凡人は凡人らしく生きていくことにします(~_~)。
遊哉
2007/11/18 20:46

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