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zoom RSS 『暗殺工作員ウォッチマン』

<<   作成日時 : 2017/06/22 23:37   >>

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               〔買い物のときに見つけたアガパンサス〕


 英国のSAS(特殊空挺部隊)の大尉アレックス・テンプルが活躍する、クリス・ライアンの冒険サスペンス『暗殺工作員ウォッチマン』を紹介する。
 新古書店で手に入れた文庫本なのだが、最近のものだと思っていたら2003年に発行されたものだった(^^ゞ。

 プロローグは、次のようなものだ。


<    プロローグ

 一九九六年二月十一日 日曜日
 北アイルランド

 レイ・ブレドソウが、落命せずに逃げられたかもしれない一瞬があった。その瞬間に、自分の直感をブレドソウが信じたなら――ワルサーPPKを抜き、駐車場の真横のスペースにはいってきた黒いタクシーのサイド・ウィンドウめがけて弾倉の全弾を撃ち込んでいたなら――逃げおおせていたかもしれない。ブレドソウは、それまで三年半にわたり潜入工作に従事していた兵士だった。それだけ長くやっていれば、ほんとうに恐ろしい事態は即座にわかる。だから、タクシーに乗っている数人のスキンヘッドをちらりと見た瞬間、最悪の事態だと悟った。目をそむけたとき、その連中の冷たく残虐な期待のこもった視線を、ひしひしと感じた。
 だが、ブレドソウはなにもしなかった。危険をささやく声は、イエロー・カードと叫ぶ声にかき消された。イエロー・カードに明記されている事前警告抜きで、その連中に先制攻撃を仕掛けて発砲すれば、年金がもらえなくなり、不名誉除隊となり、殺人罪で起訴される。むろんそんな交戦規則はたわごとだし、それも命にかかわるたわごとだが、ブレドソウは憲兵隊に十七年間勤務し、イギリス軍兵士が被告になった有名な裁判二件を知っているので、接敵(コンタクト)の手順は厳格に守らなければならないという意識が染みついていた。
(後略)>


 レイ・ブレドソウというイギリス軍兵士が命を落とすらしい……
 この物語とどうかかわってくるのだろうか? 

 さて、英国の防諜機関といえばMI5とMI6(SIS)のふたつがある。
 国内の防諜を担当するのが内務省のMI5(内務省保安局)で、海外での情報収集は外務省が担当するMI6(SIS 秘密情報部)である。

 国内のテロ対策を担当するMI5が、北アイルランドのPIRA(IRA暫定派)の上層部に長期潜入工作員(もぐら)を送り込む極秘作戦が立案された。その目的は、PIRAの内部情報を安定して得ることにあった。 
 SASの隊員の中から厳しい選抜を経て、特殊な訓練を施され、長い年月をかけて潜入した凄腕の工作員はジョーゼフ・ミーアン((暗号名ウォッチマン)だった。

 彼は、しばらくの間は最高の情報を送ってきていたが、やがてある時点から、役に立たない情報ばかりを送ってくるようになった。
 それからほどなく、ウォッチマンのハンドラー(工作員を管理する情報担当者)をしていたMI5幹部が、残虐に殺されるという事件が起きた。手口や状況から、犯人はウォッチマンだとMI5は断定した。
 もぐらであるウォッチマンが裏切ったのである。 

 一方、SASの大尉アレックス・テンプルは、シエラレオネ(西アフリカ)で過酷な人質救出作戦を成功裏に終えた直後、英国に呼び戻され、MI5副長官アンジェラ・フェンウィックの元へ連れていかれた。そこで、ウォッチマンの抹殺という極秘任務を下された。
 あまり気乗りのしない任務だったが、アレックスはMI5の女性連絡員ドーン・ハーディングとともにウォッチマンの行方を追い始める。
 しかし、ウォッチマンの行方は杳(よう)として知れなかった。
 やがて、高度の戦闘能力をもつウォッチマンと、歴戦のSAS大尉アレックスとの秘術を尽くした死闘が始まった。

 はたして、アレックスはウォッチマンを抹殺できるのだろうか。
 陰謀と裏切り、そして謎解きとアクション、冒険・スパイ小説の醍醐味を味わえる物語である。


<今日のお薦め本>
『暗殺工作員ウォッチマン THE WATCHMAN』 クリス・ライアン 著、伏見威蕃 訳、ハヤカワ文庫、1123円、13.06.15. 二刷(03.07.31. 発行)
 著者について、改めてカバー裏から紹介しておきます。
<1961年イギリスのニューカースル近郊に生まれる。1984年にSAS連隊に入って世界各地に出征、対テロ狙撃チームのリーダーもつとめた。湾岸戦争でのイラクからの脱出行により、ミリタリー・メダルを授与されている。1994年に退役し、1996年にそれまでの経験と知識を生かして書き上げた冒険小説『襲撃待機』を発表、小説家としてデビューした。以後、迫力に満ちた冒険小説を続々と送り出している。>
 クリス・ライアンの冒険小説はワクワク、ドキドキと読めて面白いです。
 今までに、次の3作を紹介しているので、もしよかったら一冊でもいいのでどれか読んでみてください(^^ゞ。
・ 『反撃のレスキュー・ミッション』
・ 『レッドライト・ランナー抹殺任務』
・ 『逃亡のSAS特務員』

暗殺工作員ウォッチマン (ハヤカワ文庫NV)
早川書房
クリス ライアン

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<後記>さすがクリス・ライアンで、最後に大どんでん返しなどもあって、とても面白いです。
 最初の方で、主人公アレックスのシエラレオネでの人質救出作戦の様子が描かれるので、SASの任務の過酷さや、隊員の戦闘能力の高さがわかり、あとのアレックスとウォッチマンとの死闘がより味わい深く理解できます。
 アレックスの恋人ソフィー・ウェルズとの恋の成り行きや、連絡員ドーンとの軋轢からくる会話なども、物語を面白くしています。
 わりと長いですが、一気読みできます(^^ゞ。

 今日(22日)は陽射しもありましたが、雲が多い一日でした。思ったよりも気温は上がりませんでした。
 カミさんは9時半ころに着付けの仕事に行きました。

 夕方の散歩は5時半ころに出ましたが、空は雲に覆われ夕日はまったく見えません。

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 公園を回っていきました。

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 刈り取りをされた斜面には、またアカツメクサが生えてきています。

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 原っぱでウロウロしてから、SORAとボール遊びをしました。
 SORAはボールを咥えるとベンチに駆けていって跳び乗りました。ボールをまた投げると、駆けていって咥えてベンチに跳び乗る、というのを3回くらい繰り返しました。
 最後はもう面倒臭くなって、そのままベンチでマッタリすることにしました(^^)/。

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 黒のゴールデン・ドゥードルが2匹来ていました。

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 代り映えのしない曇り空です。

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 帰ることにしました。
 
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 家に戻るとカミさんが帰っていて、SORAが大喜びでした(^^ゞ。

 明日(23日)は薄雲が広がるものの陽射しが届いて、昼間は汗ばむ暑さになるようです。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
遊哉さん、おはようございます(^◇^)

アガパンサス、綺麗に咲きましたね(^_-)-☆こちらの山裾でも咲き始めていますが、私はこの花を見ますと、どうしても、山口県の角島大橋で有名な角島の日本海に面した風の強い海岸沿いに群生するアガパンサスを、思い出します(^^)/『アガパンサス角島』で検索して見てください(^^)/私が角島に行って、ダルマギクなど撮影して、広島の地元の新聞のサイトに紹介した時の花ブログが出てきますので、良かったらご覧下さい(^◇^)SORAちゃん、ベストも、取れて、家に帰られていた奥様を見つけて、大喜びしているのが、手に取る様に分かります(^^)/

いつも、お立ち寄りいただき、ありがとうございます(笑顔)
アイリス
2017/06/23 09:03
☆ アイリスさん、角島のアガパンサスはすごいですね。一度是非、行ってみたいです(^^♪。
 うちにもアガパンサスがあるんですが、花が咲くのはこれからです。今の季節に華やかでいいですね。
 そちらのアガパンサスも咲いたら紹介してください。
 SORAはいつも、カミさんが帰ってくると大喜びです。バカ親父が帰ってきても、それほど喜びません(^^)/。
遊哉
2017/06/23 10:52

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