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zoom RSS 『ニック・メイソンの脱出への道』

<<   作成日時 : 2018/06/29 22:10   >>

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             〔強い南風にあおられる公園の七夕飾り〕


 自由の代償に殺し屋となったニック・メイソンが主人公のシリーズ第2弾『ニック・メイソンの代償への道』が邦訳されたので、紹介する。

 シリーズ第1作の『ニック・メイソンの第2の人生』では、やむなく犯した罪で25年の服役中だったメイソンが、同じ刑務所に収容されていたシカゴのギャングの大物、ダライアス・コールとある契約を結んだ。
 それは、5年で出所する代償に、どんな命令であってもコールに従い、その手足となって働くことだった。
 その仕事とは殺し屋だった。初仕事は無我夢中でどうにか実行するが、それを重ねていくにつれ精度を高め熟達していった。

 そんな契約を交わしたのは、別れた妻と娘に会いたい一心からだったが、再婚していた妻ジーナからは9歳の娘エイドリアーナと会うことを禁じられる。
 一方、メイソンには新たな恋人ローレンができたが、自分の正体は打ち明けられず、彼の苦悩は深まるばかりだった。
 “いったい自分は、何のために生きているのか?”

 プロローグは、次のように始まる。


<    1

 ひとり殺せば、人は変わる。
 五人殺せば……もう何も変わりはしない。
 それが本性となる。
 キンテーロは知っていた。そんな例をいくつも見てきた。自分自身もそうだった。同じものを見いだしながら、仕事の支度をするニック・メイソンをながめていると、テレホート連邦刑務所の門の外でこの男を出迎えた日のことが頭によみがえった。
 モーテルの部屋でのメイソンの初仕事のことも。その後マスタングで盗難車解体工場に乗りつけたときの、茫然(ぼうぜん)として血の気の失せた顔も。
 こんな仕事はできない、と言っていた。
 つぎの電話が鳴るまでのことだったが。
 ニック・メイソンは暗黙の契約を交わしていた。この先二十年の人生と引き換えに、ダライアス・コールのために働く。一日二十四時間、週七日、電話を待ちつづける。命令を受けたらかならず従う。
 どんな命令であろうと。
(後略)>


 キンテーロというのは、コールとの連絡役のギャングである。
 メイソンは彼から新たな命令を受けた。
 コールは再審の公判を控えていたのだが、無罪を勝ち取るため検察側の証人を抹殺しろというものだった。だが、その証人は堅牢な証人保護プログラム下にあり、殺すのは至難の業だ。
 メイソンは忠実に任務を果たすが、その最中負傷し、瀕死の状態で恋人ローレンの家へ転がり込んだ。
 しかしそれは、愛する者を危機に晒す真の恐怖の始まりだった。

 彼は怒りとともに、コールの支配という自身が陥った運命から脱出することを決意し、ひそかに計画を練る。
 選択を誤れば、待つのは死である。
 はたしてメイソンの計画は成功するのか?
 そして、最愛の娘をもう一度力いっぱい抱きしめることはできるのだろうか?

 激しいアクションシーンもさることながら、終盤の息詰まる駆け引きから、ラストのクライマックスへとなだれ込む流れは、一瞬も目を離せない(^^ゞ。
 極限状態で生きる男を描く、ハードボイルド・ミステリーである(^^)/。


<今日のお薦め本>
『ニック・メイソンの脱出への道 EXIT STRATEGY』 スティーヴ・ハミルトン 著、越前敏弥 訳、角川文庫、1080
円、18.06.25. 初版発行
 著者について、カバー裏から紹介しておきます。
<1961年、ミシガン州デトロイト生まれ。98年のデビュー作『氷の闇を越えて』は、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞、アメリカ私立探偵作家クラブ(PWA)賞の最優秀新人賞などを受賞。以後、『ウルフ・ムーンの夜』『狩りの風よ吹け』と、『探偵アレックス・マクナイト』シリーズを発表している。2009年の『解錠師』では、MWA賞最優秀長編賞、英国推理作家協会(CWA)賞スティール・ダガー賞、バリー賞、全米図書館協会のアレックス賞に輝いた。現在ニューヨーク州に在住。>

ニック・メイソンの脱出への道 (角川文庫)
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2018-06-15
スティーヴ・ハミルトン

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<後記>ノワール(悪漢もの)小説で、容赦のない悪の冷徹さが描かれ、そのハードボイルドさがなんともしびれます(^^)/。
 また、脇を締める登場人物たちが味わい深く描かれています。
 コールの資金洗浄として使われているレストラン〈アントニアズ〉のオーナーでメイソンに思いを寄せるダイアナ・リヴェリとか、メイソンの幼なじみでかつての窃盗仲間であり彼をいろいろ助けてくれるエディー・キャラハン、メイソンを追うシカゴ市警殺人課の刑事フランク・サンドヴァル、連邦検事補のレイチェル・グリーンウッド等々、脇役たちが物語をより面白くしていると思います。
 ラストは、“う〜ん“と唸らされるというか、気が重くなるというか、メイソンのこれからが心配になります(^^)/。
 第3弾の邦訳が待たれます(^^ゞ。


 今日(30日)は陽射しがよく届き、南風が強くて気温も上がり真夏日になった。
 関東甲信地方がついに梅雨明けになったが、観測開始以来一番の早さだという。それはいいが、水不足が心配である。
 西日本や北の方では大雨になっている所や竜巻が起きたところもあるようで、なんだかちょっとおかしな天候である。

 日中はもうグダグダと過ごした(^^)/。
 夕方の散歩は5時半過ぎに出た。雲はあったが陽射しがとても強かった。
 公園を回っていった。

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 花びらがたくさんあるユリ(^^ゞ。

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 原っぱに出てウロウロしながらベンチに向かった。

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 ベンチに座って、雲の観察をする。

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 上の2枚は30秒間隔くらいで撮った写真である。急速に低空の雲が左(南西)から右(北東)へ流れていた。

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 夕日がまぶしい。

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 SORAはハアハアしながらマッタリしていた(^^ゞ。

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 低空を次から次へと雲が流れてくる。

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 夕日の前を小さな黒雲が流れていった。これも30秒くらいの間隔で撮った。

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 SORAは気になるワンコをずーっと見ていた。

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 SORAは眠たくなったようだ(^^ゞ。

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 帰ることにした。

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 草つき斜面を下りていった。

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 SORAは、斜面を上っていったワンコを見ていた。

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 昨日(28日)は、娘たちがおチビを連れて井の頭公園(吉祥寺)の動物園に遊びに行ったそうです。

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 タヌキを見るおチビ(^^ゞ。

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 嬉しそうに乗ってます(^^)/。

 明日(30日)の横浜の南の端っこの天気は、夏空が広がり、南風がわりと強く、気温がグングン上がって真夏日になるようです。

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