団塊バカ親父の散歩話

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zoom RSS 『お釈迦さま以外はみんなバカ』

<<   作成日時 : 2018/07/07 23:41   >>

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             〔公園で一輪だけ咲いていたヒルザキツキミソウ〕


 稀代の読書家で作家である高橋源一郎さんの、本の紹介というか読書案内の本『お釈迦さま以外はみんなバカ』を紹介する。

 高橋さんは、2012年からNHKの「すっぴん!」という4時間の生のラジオ番組でパーソナリティーをしているという。
 その中で「源ちゃんのゲンダイ国語」というおよそ15分のコーナーがあり、本を紹介し朗読してきた。
 一冊の本を「声」で紹介し朗読するわけだが、それを紙の上に蘇らせたのが本書である。

 目次から内容を見てみると、次のようなものである。
 なお、そこで紹介された本を拾って、【 】内に署名、著者、出版社をまとめてみた。

第一章 文章自体が「踊り念仏」
 三十一文字のラヴレター【『たとへば君(きみ) 四十年の恋歌』河野裕子・永田和宏著、文藝春秋】
 キラキラネーム(もしくはDQNネーム)についての考察【「2013年度ベスト・オブ・キラキラネーム」リクルーティングスタジオ提供】
 お父さん、だいじょうぶ?だいじょうぶ……じゃないかも【『お父さん、だいじょうぶ? 日記』加瀬健太郎著、リトルモア】
 姉ちゃん、ごめん!【『姉ちゃんの詩集』サマー著、講談社】
 「ラブホの上野さん」の文章指南【『ラブホの上野さんの恋愛相談』上野さん著、KADOKAWA】
 いちばんの天才は「偶然」だった【『偶然短歌』いなにわ、せきしろ著、飛鳥新社】
 「大阪おばちゃん語」が世界最強なんやて【『日本国憲法 大阪おばちゃん語訳』谷口真由美著、文藝春秋】
 さあ、クエスチョン!【『クイズダービーベスト500』TBSテレビ編、河出映像センター】
 毎度馬鹿馬鹿しいお笑いを【『びんぼう自慢』五代目古今亭志ん生著、ちくま文庫】
 まど・みちおさんから おてがみ ついた【『詩の目 詩の耳』井坂洋子著、五柳叢書】
 なんてったってアイドル……アイドル?【『アイドル脱落日記 ウエディング オブ ザ デッド』小明(あかり)著、講談社】
 「ジャギュア」の衝撃【『ヨーロッパ退屈日記』伊丹十三著、文藝春秋新社、のちに新潮文庫】

第二章 太腿(ふともも)といふ指定席
 オジーに訊け!……いや、訊かない方がいいかも【『ドクター・オジーに訊け!』オジー・オズボーン著、シンコ―ミュージック・エンタテイメント】
 地名(のキラキラ化)に関する考察【『この地名がすごい』今尾恵介著、光文社知恵の森文庫】
 たかが比喩、されど比喩【『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』村上春樹著、新潮文庫、他】
 実篤さん、みつをさん、そして、いまは、修造さん!【『松岡修造の人生を強く生きる83の言葉』松岡修造著、アスコム】
 ちょっと、色の話ですが【『私の好きな色500』野村純一著、文春文庫プラス】
 不採用!【『まことに残念ですが…』アンドレ・バーナード著、中原裕子訳、徳間書店】
 真夜中の俳句【『天使の涎』北大路翼著、邑書林】
 世界の名作を2秒で読めるか?【『忙しい現代人のための 2秒で読める世界クイック名作集』マキゾウ、オモコロ編集部著、イースト・プレス】
 世界一素敵な書店はどこにあるかしら?【『あるかしら書店』ヨシタケシンスケ著、ポプラ社】
 こんな研究をしています、マジですから……【『ヘンな論文』サンキュータツオ著、角川学芸出版】
 もし武田信玄の時代にインターネットがあったら【『【至急】塩を止められて困っています 【信玄】日本史パロディ 戦国〜江戸時代篇』スエヒロ著、飛鳥新社】
 オノ・ヨーコ、半世紀ぶりの贈りもの【『どんぐり』オノ・ヨーコ著、越膳こずえ訳、河出書房新社】
 赤ちゃんの言い分【『うちの子が泣いてるワケ』(写真集)グレッグ・ペンブローク著、新潮社】
 パン屋さんの前に置かれた黒板に彼は毎日、ことばを書きつけた【『カリヨン黒板日誌』しょうぶ学園著、パルコ】

第三章 穴があくほど見る……君の視線はレーザー光線か⁉
 お釈迦さま以外はみんなバカ【『さすらいの仏教語』玄侑宗久著、中公新書】
 学名に気をつけろ!【『恐竜学名辞典』松田眞由美著、北隆館】
 辞書は引くものでも、読むものでもない、作るものだ!【『どらごん―道楽言』倉本美津留著、朝日出版社、改訂版は『倉本美津留の超国語辞典』】
 語源な話【『地団駄は島根で踏め 行って・見て・触れる《語源の旅》』わぐりたかし著、光文社新書】
 変わった本【『ベスト珍書』ハマザキキカク著、中公新書ラクレ】
 校正畏るべし【『誤植読本』高橋輝次著、ちくま文庫】
 こんな単位、あんな単位【『はかりきれない世界の単位』米澤敬著、創元社】
 正式な? 名前【『正式名称大百科』TOブックス】
 雨、風、雲のことば【『雨のことば辞典』倉嶋厚、原田稔編著、講談社学術文庫】
 (誰も知らない)ことわざ大全集【『ことわざの風景』多田道太郎著、講談社】
 翻訳できない世界のことば【『翻訳できない 世界のことば』エラ・フランシス・サンダース著、前田まゆみ訳、創元社】

第四章 接吻されて汚れた私
 人生相談してみる?【『蛭子能収のゆるゆる人生相談』蛭子能収著、光文社、他】
 日常の中にひそむ、素晴らしいなにか【『考えの整頓(とん)』佐藤雅彦著、暮しの手帖社】
 大正時代の身の上相談【『大正時代の身の上相談』カタログハウス編、ちくま文庫】
 オヤジの時代が始まる……のかもしれない【『オヤジ国憲法でいこう!』しりあがり寿+祖父江慎著、「よりみちパン!セ」、イースト・プレス】
 ババァ、ノックしろよ……じゃなくて、お母さん、ごめん、ドアを開ける前に絶対ノックしてね、だって、おれ……【『ババァ、ノックしろよ!』リトルモア】


 とても興味深い言葉とか人間の行動などについての本を取り上げ語っていて、とても面白いのである。
 ひとつだけ引用・紹介してみる。
 高橋さんはバカ親父より4歳若いが、同世代として納得の本を取り上げていた。伊丹十三さんの『ヨーロッパ退屈日記』である。
 そのはじめの部分である。


< 「ジャギュア」の衝撃

 とりあえず、この文章を読んでいただきたい。説明は、その後である。

 「象牙(ぞうげ)色のジャギュア――これは是非ともジャギュアと発音してもらいたいのだが――が届いているから取りにこい、というので、わたしは勇んで家を出かけました。
 注文してから約三カ月ぶりです。というのは、初めにこちらの注文どおりの車がなかったので、新しく出来る車をこちらの注文どおりにする他なく、従って時間もかかったと、こういうわけなのでした」

「ジャギュア」というのは、要するに英国製のスポーツカー「ジャガー」のことである。けれど、この文章の作者は「ジャガー」ではなく「ジャギュア」と発音すべき、と書いたのだ。この文章の初出は一九六二年。『ヨーロッパ退屈日記』というタイトルで出版され、大きな話題となったのは一九六五年。著者は、後に映画監督として一世を風靡する伊丹十三。彼は、まだ三十そこそこの頃であった。
 文庫の解説を書いている関川夏央さんは、こう述懐している。

 「『ヨーロッパ退屈日記』は、一九六五年の高校生にとって一大衝撃だった。
 ジャギュア(ジャガー)という呼び方、アーティショー(アーティチョーク)という不思議な野菜、マルティニ(マティーニ)という夏のかおりのするカクテル。…(中略)…。
 キザだな、とは思ったが、イヤ味は感じなかった。キザもキザ、大キザの高い綱渡りをして、揺れながらも落下しない。これは芸だ、と感じ入った。さらに、全編にたたえられた、いわば切ない明るさの印象が、田舎の高校生の反感をみごとにおさえこんだのでもあった」(新潮文庫)
(後略)>


 バカ親父が読んだのは大学生の時だったかもしれないが、やはり衝撃だった。内容は言うに及ばず、伊丹さんのエッセイイストとしての書きっぷりだった。
 懐かしいのである(^^ゞ。


<今日のお薦め本>
『お釈迦さま以外はみんなバカ』 高橋源一郎 著、インターナショナル新書(集英社インターナショナル)、799円、18.06.12. 第一刷発行
 著者について、奥付から紹介しておきます。
<作家。明治学院大学教授。一九五一年、広島県生まれ。横浜国立大学経済学部中退。『優雅で感傷的な日本野球』で三島由紀夫賞、『日本文学盛衰史』で伊藤整文学賞、『さよならクリストファー・ロビン』で谷崎潤一郎賞受賞。著書に『ぼくたちはこの国をこんなふうに愛することに決めた』(集英社新書)、『ぼくらの民主主義なんだぜ』(朝日新書)、編著に『読んじゃいなよ!……明治学院大学国際学部高橋源一郎ゼミで岩波新書をよむ』(岩波新書)など。>

お釈迦さま以外はみんなバカ (インターナショナル新書)
集英社インターナショナル
高橋 源一郎

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<後記>興味深い面白い本をいろいろ紹介してくれてます。
 よかったら読んでみて、興味があれば、その紹介本を改めて読んでみるのもいいかもしれません。
 なかには、絶版になっている本もあるようですが(^^)/。

 今日(7日)は一時陽が射したが、ほとんど一日曇っていた。
 昼前にカミさんと買い物に出た以外は、ダラダラと過ごした(^^)/。
 夕方の散歩に出たのは5時半過ぎだった。

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 いつもこの駐車場の近くにいるニャンコが、死んでいるかと思ったが寝ているようだ(^^ゞ。
 公園に行き、原っぱに向かった。

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 原っぱに出てウロウロしながらベンチに行くことにした。

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 SORAは気になるワンコをロック・オンしていた。途中にいるカップルが、ちょっとおジャマ虫だ(^^ゞ。

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 上空には細かく震えたような雲があった。南西の風で、雲は北東に流れていた。

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 SORAはマッタリした。少しムシムシしていた。

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 かわいい入道雲もあった(^^)/。

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 馴染みのトイ・プードル2匹と飼い主さんが来たので、おしゃべりした。話題はワンコの病気のことだった。
 しばらくして帰ることにしたのだが、

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 SORAが動かない(^^ゞ。
 「よーい、ドン!」と言うと、ピョンとベンチから下りた。ボール遊びなどのはじめに、これを言うと乗ってくることが多いのである(^^)/。

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 草つき斜面を下りて帰ってきた。

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 明日(8日)の横浜の南の端っこの天気は、雲が多いものの、陽射しも届くようです。気温が上がってムシムシ、ジメジメしそうです。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
外で寝る ニャンコ なんか いいなー 見てみたい
seizi05
2018/07/08 07:42
☆ seizi05さん、柏にはいませんか?
 散歩すれば、どこかで見られると思います(^^ゞ。
遊哉
2018/07/08 08:29

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