コウモリってなにもの?
イソップ童話に、「なかまはずれのコウモリ」という話があった。たしか、けものと鳥が戦争をしたときに、両方にいい顔をして、最後は仲間はずれになる、というものだった。コウモリはもちろん哺乳類であるが、翼のようなものを持っていて空を飛ぶというところが面白いところだ。意外と都会にもいて、去年まで住んでいた東京でも、夕方になるとひらひら飛んでいた。クロアゲハがもっと速く飛んでいる、という感じだった。
大型のコウモリの顔を見ると、犬や狐やリスに似ている。小型のコウモリはネズミやモグラに似ている。顔の形はちょっと違うが、大型のコウモリも小型のコウモリも祖先は同じだということが、DNAからわかっているということである。では、いったいコウモリは犬などに近いのか、それともネズミなどに近いのか? どんな動物からどのように進化してきたのだろうか?
コウモリもヒトも同じ哺乳類であるが、遠い昔にそれぞれが属す仲間が大きく二つに分かれたという。その二つとは、
① ウマ、イヌ・ネコ、ウシ・クジラ、ハリネズミ
② ヒト・サル、ヒヨケザル、ツバイ、ネズミ、ウサギ
の二つの仲間で、そのうちコウモリは、姿形からヒトやサルなどの霊長類に近いとされていたのだが、最近のDNA解析でクジラやウマなどに近い、ということがわかってきていた。
東京工業大学の岡田典弘教授らはDNAの中のレトロポゾンと呼ばれる小さな配列を使い、コウモリの仲間の進化の道筋を調べたという。レトロポゾンは、一回染色体に入り込むと抜けずに子孫に伝わるので、その位置を調べることで、枝分かれした順序がわかるのだという。
その結果は、コウモリ、ウマ、ウシ、クジラの枝分かれの順序は、まずウシとクジラのグループが分かれ、その後にコウモリが分かれたことがわかった。ウマとイヌ・ネコが分かれたのは、またその後ということになる。
ウシとクジラがとても近い仲間だというのも面白いが、コウモリがウマやイヌ・ネコと近い種類だというのも面白い。見た目だけではなかなかわからなかったものが、DNAの解析でわかるというのもすごいことである。
岡田教授は、共通の祖先を持つコウモリとウマとイヌ・ネコの仲間を、翼のある馬のペガサスをもじって「ペガソフェラエ」というグループ名で呼ぶことを提案した、ということである。
<後記>こんなことがわかっても、我々の生活にはなんの影響もないし、興味のない方には何をつまらないことを調べてるんだ、と思われるでしょう。
人というものは面白いもので、知りたいことがあるととことん知りたいと思うもののようです。19日に書いた「オープンエンド」にも通じるものだと思います。
これも、人の厄介なところかもしれません。知らなくてもいいことを知ってしまうこともありますからね。それでも人は探求心はなくなることはないと思います。
知ってしまったことを、どう利用するかが問われるところでしょう。
この記事へのコメント
「サイゼリア」行こうってうるさいのぅ。
だから帰って来てからにする。
未だ途中までしか読んでない。後で。。。
同じ哺乳類でも小さい身体のコウモリには、敵から逃げる為に羽が付いたんだと思っています。
インド象?の画像は青磁かな?マイセンじゃなさそうだけど、これもコウモリの仲間かな?
ちょっと気になります。
今日一日眠かったです。今夜からまた
早く寝るんだ!身体が持たないぞん!
こうもりって随分見てないなぁ。
こうもりの顔ってリスや犬に似てるの?
そんな風に思って見たことない、って
言うか、あんまし好きな方じゃないな!
どちらかって言うとキモイって感じ。
ごめん!ホントのこと言っちゃって!
ともあれ、今最も身近な関心事は今年の夏の暑さです。
写真の象は、10年ほど前に仕事でタイに行ったときに、記念に買った物です。青磁なんてとんでもない、安物です^_^;。タイでは観光地で、この写真のような背中に籠をつけた象に乗れます。
たまには夜更かしも良いんじゃないですか。でも、今夜から早寝早起きしてね。そんなに若くないんだからね(~_~)。
タイのお土産の像、かわいいですね。
ウチのお兄ちゃんは、タイに観光に行って、像のカゴに乗りました。良い経験をしたみたい。主人と次男は、動物園でラクダに乗った事あります。ゆれてゆれて酔っちゃいそうだったそうです。って関係ない話しちゃった。(^^ゞ
お兄ちゃんもタイで象に乗ったんですね。あれって面白いですよ。いつかキョンさんも、乗れるといいね。このお土産は、高さが7、8センチの小さいものです。かわいくて買っちゃいました(^^♪。アハハ、ラクダってすごく揺れるらしいですね。一度乗ってみたいな~~。