「地球異変余禄」

画像 「どらく」というサイトがある。
 これは「朝日新聞がビートルズ世代に贈る、こだわりエンターテインメントサイト」というものなのだが、この中のフォトギャラリー「地球異変余禄」というのがなかなかいいので、紹介してみる。

 昨年、朝日新聞で「北極異変」という企画をやっていた。北極圏のグリーンランドやアラスカなどに及ぼしている、地球温暖化の影響についてルポしたものである。
 また、今年に入って「地球異変」として、南太平洋の島々にも取材対象を広げていた。
 「地球異変余禄」では、これらの取材に参加した記者たちが、撮りためた写真を再構成し、わかりやすい文章とともに載せている。

 アラスカ・シシュマレフ編では、写真家で作家の星野道夫さんに関係の深い家族の話が載っている。星野さんは、カムチャッカ半島でヒグマに襲われて亡くなった方である。
 スバールバル(諸島)編では、ホッキョクグマの愛らしい姿とともに、温暖化で海氷が解け、減少の一途をたどっている現実を伝えている。
 グリーンランド編(2)では、地球最北の村シオラパルクで暮らす日本人猟師・大島育雄さんの暮らしぶりを紹介している。

 その他にも興味深い写真が載っている。一度是非、ご覧いただきたい。
 (リンク先では最新の「アラスカ・シシュマレフ編」が出てきますが、“バックナンバー”をクリックすれば、その他のものも見られます)

<後記>暑さが続く中、ホッキョクグマや氷山などの美しい自然を写した写真を見ると、爽やかな気持ちになれるかもしれません。
 同時に、それらの美しい自然が温暖化などで失われていく現実や環境について考えるのもいいかもしれません。

 話は変わりますが、星野道夫さんの業績を偲び、トーテムポールをアラスカに建立しようという「星野道夫トーテムポールプロジェクト」が進んでいるそうです。
 南東アラスカの先住民には、社会に貢献した人の亡がらや魂をトーテムポールに込めて守り神にする習慣があるそうですが、アラスカで星野さんと親交のあった先住民族のボブ・サムさんが、トーテムポール建立を提案したということです。
 興味のある方は、上の「星野道夫トーテムポールプロジェクト」をクリックすると、詳しいことがわかります。

星野道夫さんに関連する過去記事です。
・ 『ラブ・ストーリー』06.01.04
・ 「自然の中で生きる」ということ06.01.24
・ 『花の宇宙』06.04.13

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この記事へのコメント

2007年08月16日 13:37
またまた、考えさせられるお話ですね
世界中のあちこちで温暖化による異変が、おこりつつあるんですよね・・
星野道夫さんて方ははじめて知りましたが・・ヒグマに襲われて亡くなったという悲劇が、探検家(作家・写真家)らしい最期のような気がしました・・
夏に涼しい北極の写真を眺める・・なかなか乙なものだと思いますよm(-_-)m
遊哉
2007年08月16日 19:01
☆ 風子さん、新聞に連載された「北極異変」も「地球異変」も、具体的でわかりやすくなかなかいいルポでした。「地球異変余禄」は、それを写真を中心にまとめたものですから、見ていくだけでも面白いものがあります。暇なときに、是非見てください(^^♪。
 星野さんは写真家としてもすばらしいですが、文章もなかなかのものです。過去記事を追加しておきましたが、文庫本で出ている本を紹介しています。これも、よかったら読んでみてください。星野さんの写真店も全国で開催されているので、機会があったらどうぞ(~_~)。
 絶滅にさらされているというホッキョクグマ(シロクマ)の写真は、かわいいですよ(^^♪。
2007年08月16日 20:33
ヒグマに襲われて亡くなった星野さんは本望だったって思ったかな。まさかねぇ。ふっとそんな不謹慎なことを思っちゃった。人が何かを真摯に捉えてそれらの探求に一生を注ぐってステキなことよね。
遊哉さんのようにこうやって紹介する人が居ることによって、知らなかった人が知り、そして新たに知った人がまた誰かに伝える。こうやって色んなことが世に広まって行くんだね。
2007年08月16日 21:42
 今日のニュースで、北極圏が小さくなったという事を話してました。画像もあって、本当に見た目でもわかるほど小さく変わっていました。 気温も40.9度という所もあったり、たぶん今までのツケがど~んときているんだと思います。日本は便利を追求しすぎて電気をつかいすぎているそうです。そして、道路はほとんどアスファルトですよね。ヒートアイランドだからだと言う事だそうです。アスファルトになにかを塗りつけると普通のアスファルトよりも熱くなりにくいという塗料が開発されたそうです。地球、どうなるんだろうか? こんなキレイなホッキョクグマの生きる世界を狭めてはいけないよね。
2007年08月16日 22:12
せめて あと35年 地球が おとなしくしてて欲しいと 切に願う 
遊哉
2007年08月16日 23:20
☆ さよちん、そうだねえ、星野さんはまだまだ写真を撮りたかっただろうから、その点では無念だったと思う。反面、好きな熊に襲われて命を落としたのは、ある意味で本望だったかもしれません。
 星野さんはアラスカやそこに生きる野生生物が好きで、ネイティブアメリカンの生き方に魅せられて、それらを写真や文章で紹介していました。そんな生き方が魅力的でしたね。
 バカ親父が紹介しているのは、個人的な好奇心や好みからだけど、なにかを感じてくれる人がいれば嬉しいですよ(^^♪。
 さよちんの生き方にもバカ親父にないものがあって、とても感じるところがあります。ブログでいろんな人や物事を新たに知るってことは、楽しいね(^^♪。
遊哉
2007年08月16日 23:39
☆ キョンさん、報道ステーションでも北極海の氷結のことをやっていました。今年は観測史上、過去最小の氷の量だそうです。年々加速度的に少なくなってきていて、2040年ころには消滅するおそれが出てきているそうです。確実に温暖化が進んでいるようです。ホッキョクグマは氷結していないと、アザラシなどのエサがとれなくて、絶滅するおそれがあるんですね。これは、ホッキョクグマだけでなく、人類にも大きな影響があると思います。
 日本は電気を使いすぎですね。ということは、燃料となる石油も使いすぎで、二酸化炭素を排出しすぎていて、温暖化を促進しているってことですね。
 その塗料のことは知りませんでしたが、透水性の舗装などももっと普及すれば、だいぶ違うような気がします。ビルの立ち並ぶ都会はほんとに暑くて、それで冷房を使うからより暑くなっているようです。人も多すぎるしねえ。悪循環が続いているようです。
 今のうちに何とかしなければ、地球はダメになるでしょうね。食べるものもつくれなくなるし、病気も流行るかもしれません。人も滅びるかもしれません。なんとか、今のうちにしなきゃいけませんね。
遊哉
2007年08月16日 23:43
☆ seseさん? 名前変えたの?(^^ゞ。残念ながら、地球は、あと35年も持たないかもしれませんよ。それに、子どもや孫や子孫のことも考えなきゃ……。
2007年08月17日 23:21
「星野道夫の仕事」と言う写真集を1冊だけ持っています。
夫が購入したものですが・・・・
4700円と言う値段にびっくりですが、迫力のある写真です。文章も良いですね。
久しぶりの眺めています。
遊哉
2007年08月18日 00:14
☆ のんびり猫さん、「星野道夫の仕事」は大型本で全4巻あるようですね。
 迫力があるでしょうね。アラスカに魅せられて、向こうの大学で動物の勉強もしたんですね。結婚して長男も生まれましたが、3年後に44歳の若さで亡くなりました。もっといろいろな写真を撮ってほしかったです。
 文章もいいですよね。詩人だと思います。ご主人も星野道夫が好きだったんですねえ。

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