ドライバーの認知症の予兆チェック

画像 最近は、高齢者の認知症による高速道の逆走が、ニュースになることが多い。
 朝日新聞の「もっと知りたい!」(12/21)に、「高速道逆走 高齢者相次ぐ」として、家族が高齢者の認知症のチェックをすることの重要さが書かれていた。

 以前に「高齢者ドライバー」という記事を書いたが、年とともに運動能力が衰えたり、視野が狭まったり、アクセルとブレーキの踏み間違いとか認知症などにより事故が起きやすくなるのである。
 特に、認知症では高速道の逆走などで、他人を巻き込む大事故になる可能性があり恐ろしい。運転が上手いと思っていても、認知症になってしまうと、なにをするかわからない。
 性質は違うが、飲酒運転と同じで決してしてはいけないと思う。自分では認知症になったかどうか自覚しにくいし、なっても認めにくいから、家族が早めに判断するのが一番いいのだろう。

 新聞には「高齢ドライバーの認知症の予兆、家族はどこで見分ける?」として、いくつか項目が並べてあった。
 熊本大学の池田学教授によるチェックポイントだそうで、次のようなものである。

・ 車に小さな傷が増える
・ 車庫入れに失敗する
・ センターラインをはみ出す
・ 話しかけると運転に集中できなくなる
・ 走行中に行き先を忘れて混乱する
・ 車間距離が短くなる
・ 交通ルールを守ろうとしない
・ 走り慣れた道でも悪天候や夜間に迷う

 池田教授によれば、「家族が1カ月に一度は助手席に乗って様子を見るべきだ。少しでも不安を感じたら警察に相談して欲しい。早めに気づけば家族が免許を取るなど時間をかけて対応できる」ということである。
 また、警察庁の委員会で認知機能検査の導入を検討した東京都老人総合研究所の本間昭参事研究員によれば、「運転だけでなく、普段の生活の変化から認知症を疑わせる状況に早く気づいて欲しい」という。
 これは、認知症が進むと、運転ができても自分の症状を理解しづらくなり、本人が納得しての免許の自主返納や取り消しが難しいとの理由からだそうである。

 いずれにしろ、高齢者の運動能力の衰えや視野の狭まりとともに、認知症についても家族が普段から注意して、早めに判断する必要があるだろう。そして、もし運転に支障を来すようなら、免許の返納や取り消しをさせることが大事なようである。


<後記>家族が高齢者の運転が危険だと判断しても、本人に納得させるのはなかなか難しいものがあるかもしれません。
 でも、飲酒運転と一緒で、家族などの周囲の者が止めさせなくちゃいけないでしょうね。認知症の場合は、本人の自覚がない場合が多いから、より周囲の目が必要だと思います。
 5年後には65歳以上の免許保有者が、今より5割近く増えるらしい。バカ親父などの団塊世代もその中に入ります。
 この前、夕食でこの話題が出た時、カミさんにしっかりチェックするから! と言われてしまった。なにせ、自分の命がかかっているからねえ(^^ゞ。

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この記事へのコメント

2007年12月27日 00:32
以前タクシーの運転手さんが認知症になりにくいとテレビで観ました。瞬時に道順を頭に浮かべたり近道を判断する脳の使い方がいいらしいのですがどうなのかしら。運転は脳にいいと思ってたのに最近はカーナビに頼りますからねえ。映画「ドライビング・ミス・デイジー」で息子が母親に運転をやめさせるのに苦労していたシーンを思い出します。運転手なんか雇えませんしね。でもタクシーを使うほうが安いんじゃないかと思うときも多いので早めに運転を止めたほうがいいかなと思っています。でも車が必需品の方は大変な問題ですね。
話は変わって、今テレビで小田和正見ています。その前は井上陽水でした。いい晩です♪
遊哉
2007年12月27日 00:45
☆ uraraさん、タクシーの運転手さんは、いろんな道を知っていて、瞬時に道順を決めなきゃいけないから、頭は使うでしょうね。認知症にはなりにくいかもしれませんね。でも、最近は東京などでは試験があるとはいうものの、カーナビを搭載しているタクシーが増えました(^^ゞ。
 カーナビがあると、たしかに頭を使いません。地図も頭にうまく入りません。脳にはよくないかもです(^^ゞ。「ドライビング・ミス・デイジー」は、タイトルだけは記憶にあります。そんなシーンがありましたか。本人が運転が危なくなったという自覚があればいいんですけどね。そうでないと、説得するのは厄介でしょうね。
 大都市と違って地方では公共交通網があまりないから、車は必需品だと思います。今でもそうでしょうが、これからの大きな問題になると思います。
 小田和正、やりましたか。よかった~(^^♪。井上陽水はこちらでもやりましたよ。リリーフランキーとオセロ中島との対談と歌でした。面白かったです(^^♪。
2007年12月27日 15:38
近所に住む叔父さんが、目が悪くなり、車を手放しました。叔母さんは足が悪いので本当は車が必要なんですが、どうしようもないときはタクシーだそうです。車が必要なときに車がなくなっちゃうなんて・・・理不尽だよねぇ。健康で元気なまま年をとれると良いのにね。
遊哉
2007年12月27日 20:27
☆ キョンさん、目が悪くなったら、運転は無理だけど、本当は必要なのに使えないというのは、切ないでしょうね。タクシーでもいいけど、お金がかかるものね。そんな例が、これからたくさん出てきそうな気がします。地方へ行ったら、もっと切実でしょうね。
 いろいろ工夫している地域もあるようですが、公の援助が必要になると思います。
 健康で元気で年とれるといいんだけどねえ。

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