クソ度胸?

画像 歌手の泉谷しげるの話である。
 金曜の朝日新聞(9/26)と『週間文春』(10月2日号)に、彼のインタビュー記事が載っていた。そこからちょっと彼の発言を引用しつつ書いてみる。

 泉谷しげるは1948年生まれで、この5月に60歳を迎えたという。その還暦記念ライブが10月4日に、「泉谷展覧会・60×60」と題し東京で敢行される。
 夜10時から朝5時まで、オールナイトで60曲を歌いまくるという。タイトルにある“60×60”は60歳で60曲という意味らしい。気迫も体力も半端ではない。

・ 「これは大人のつとめです。若いやつらに『かなわない、ついていけない』って言われるようじゃなきゃだめです。『大丈夫か』なんていう度胸のないスタッフも入れ替えた」
・ 「今の時代は老人も元気だろ? 自分が六十歳だっていう自覚がないんだよ。気持ちはまだ五十歳くらい。長丁場だから、ちゃんと体作らないとなあ。足腰はもちろん鍛えてるし、声が出るように胸の筋トレもしてるんだよ。でもこれってロックじゃないよな(笑)。ライブを乗り切るためにいやいややってんだよ」
・ 「俺のライブに来る奴は普段は真面目な奴ばっかりなんだよ。でも始終いい人やってんのも疲れるだろ? 俺のライブに来たときくらいは、歳のこと忘れてオールナイトで不良になって欲しいよな」

 彼は近年は、俳優としてもなかなかいい味を出している。“いい人”を演じていたりするが、決して世間におもねたりはしていない。

・ 「人気なんかいらねえよ。めんどくせえよ。売れて大物になっても、やりたいことをやる自由がなくなったら、みっともねえだろ」

 10月1日には、8年ぶりの新アルバム「すべて時代のせいにして」を発表するという。人間社会の裏表をえぐり出し、それでも前に進むしかないとシャウトしているらしい。

・ 「若いやつにウケたいなんて、ヤラしいことも考えたよ。でも、そんな風に新しさを狙ってもいい曲はできなかった。そもそも人間の根源的な性格や愛情ってのは変わらないし。自分の得意なところ、つまり内省や反芻(はんすう)に戻ろうという気持ちに、ようやくなれったってことです」

 泉谷は、古い友人がガンで死の床についているのを見舞い“ガンジーみたいな、神のように静かな顔で。なんであんな風になれるんだろうな”と思ったという。このアルバムには、もし自分が死に直面したら、という戸惑いを託した「生と死の間に」という曲も入っている。
 表題作は、過去の若気の至りをも直視したものだそうだ。

・ 「向き合う度胸さえつければ、汚いこと、つらいこと、自分の傷口にも平気で向き合えるようになる。とにかく度胸をつけてもらいたい」

 彼の歌の基本は、人間への応援歌らしい。音楽家であっても役者であっても、どちらも基本は人を励ます仕事だと言う。
 今後の目標は、

・ 「近所の子どもが怖がって逃げだすようなオヤジかな。いつまでもおとなげなく、わがままで。でも人の痛みのわかる表現者でいたいな」


<後記>泉谷さんのモットーは「宵越しの体力は持つな、今日の体力を使いきれ」だそうです。バカ親父には、まねできない(^^ゞ。
 最近は、歌いたい場所に自分から出向く、「ロードオブライブ」と銘打った町おこしライブも全国各地で展開中だそうです。
 バカ親父と5か月違うだけの同じ団塊世代ですが、そんなエネルギーがどこから出てくるんでしょうか。
 彼は青森県生まれだそうですが、3歳から東京で暮らしているということです。東京生まれじゃないけど、江戸っ子のような気持ちの持ち主なんじゃないでしょうか。
 照れ屋で、ちょっと斜に構えていますが、人情に厚いというか人の気持ちのわかる根はとても優しい人のような気がします。大酒のみのようですが、実はお酒は飲めないそうです。
 それに、“いつまでもおとなげなく、わがままで”というのは、団塊世代だなあと、ちょっとだけ思ったのでした。それに変に度胸のあるところも。それは、クソ度胸? かもしれませんが(^^ゞ。

 明日からカミさんが4日ほど消えます。86歳の親父さんと3泊の旅行に行くのです。結婚してから、カミさんが親父さんと行く二人旅は3度目になるはずで、いつも行くところは親父さんの生まれ故郷の函館とその周辺です。
 カミさんは兄二人の末っ子長女で、親父さんは目に入れても痛くないほどかわいいらしい。父親と娘の二人旅もいいものです。これが、二人だけの旅の最後になるかもしれません。
 さーて……バカ親父は何をしよう。鬼の居ぬ間に……(~_~)。

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この記事へのコメント

2008年09月28日 03:17
遊哉さん、こんな時間にびっくりでしょう?
いい話だった。とっても元気が出た。
泉谷しげるバンザイ!!って叫びたくなっちゃったよ。でも夜中だしね!今日は娘んち。
昨夜遅くに来ちゃった!娘が明日仕事なの。
奥さんとお父さんの旅もいいねえ~。中々いいよ。
羨ましい・・・一度爆睡してたのに連とRIKUが吠え出して目が覚めちゃったよ。
今、二人を散歩に連れて行ったところ。
難儀なこっちゃ。すっげ寒かった。私もここで元気もらったからガンバロ!何だか話が飛んじゃってるかも。やっぱり眠れてないからかな。
2008年09月28日 04:10
遊哉さん、ポール・ニューマンが死んじゃったね。
大好きだったのに・・・未だ起きてる。。。
私会社辞めたの。もう疲れちゃって。
さっき、ポールのこと書こうと思ってたのに忘れちゃった。ハスラーもカッコ良かったよね。
トム・クルーズと一緒に・・・
ポール・ニューマンのこと何か書いて。
遊哉
2008年09月28日 09:59
☆ さよちん、目が覚めちゃいましたか。連ちゃんとRIKUはなんで吠え出しちゃんたんだろう(^^ゞ。昨日から寒くなって、長袖シャツを着始めました。
 泉谷しげるって、ちょっと強面だけどほんとうはとても優しい人だと思います。自分の得意なところは“内省と反芻”だと言ってるけど、自分自身や人間や社会についてもいろんなことを考える人でもあるような気がします。俳優としてもいい味出してるのもそんなことがあるからじゃないかな。
 60になって体力も衰えてきているけど、それを自分で鼓舞しながら好きなことに邁進しているようで、元気をもらえるよね(~_~)。
 カミさんの親父さんは開拓者の子どもとして生まれて、食うや食わずの貧乏生活だったみたいで、故郷には特別の思いがあるようです。歳が歳だから、娘と二人の最後の故郷への旅になるんじゃないかな。
(つづく)
遊哉
2008年09月28日 10:00
(つづき)
 さよちんがひょっとして会社を辞めたんじゃないかな、とは思ってました。疲れたんなら、それでいいんじゃないでしょうか。これからは、短歌や歌や好きなことをしていってください。連ちゃんやRIKUやさよちゃんとも、大いに遊んでくださいね(^^♪。
 ポール・ニューマンが死んじゃったんだね。ガンだという話は聞いてたんだけどね。トム・クルーズと出たのは「ハスラー2」だね。最初の「ハスラー」もカッコよかった。「動く標的」「明日に向かって撃て」「スティング」なんかもよかった。初期の「傷だらけの栄光」のころはまだ若くて初々しかった。奥さんのジョアン・ウッドワードも好きな女優なんだ。
 ちょっとやんちゃで、いつまでも子どもの心をもっているような俳優だったけど、ベトナム反戦運動なんかもやってた人なんだよね。ああいう感じの俳優は、もう現れないかもしれない。なんだか寂しいね。彼の映画を観たくなった(^^ゞ。
2008年09月28日 10:22
泉谷さんって照れ屋で可愛い人ですよね(^^♪
こんな事言うとばっかやろ~~っていいそうだけど
口の悪さで照れ隠し・・・
本当はとっても優しくて思いやりが一杯ある人!!

鬼のいぬまに・・・
みんなとあそぼ~~~~~♪♪(^0^)
2008年09月28日 10:25
若い時泉谷しげるという名前も知らない
時に「泉谷しげるの99円コンサート」が
あって値段の安さにひかれ厚生年金会館で
見ました。
その頃からがき大将の親玉みたいで
客席におりてきては男の子の頭を
どつくマネをしたり、もうはちゃめちゃ
な感じでしたが、それでも愛嬌が
あって何故か憎めないのですよね。
でもいい役者さんになりましたよね~
こんな人こそ中身はあったかいのかも
知れません。
2008年09月28日 11:22
子供と二人旅 こりゃ どうするかなー 出来りゃ 避けたいかなー 照れくさくて かなわない
遊哉
2008年09月28日 11:24
☆ 小桜小梅さん、アハハッ、「ばっかやろ~~」って言われそうですね(~_~)。
 口の悪さで照れ隠しなんですね。団塊世代は、そういう人が多いみたいですよ。バカ親父もそうだけど……本当は、思いやりがあって優しいんですよ~(^^ゞ。
 はい、鬼の居ぬ間に、ブログ仲間で遊ぼうね~~~(*^。^*)。
遊哉
2008年09月28日 11:35
☆ のんびりかあさん、「泉谷しげるの99円コンサート」って、聞いたことあります。彼は変に有名になりたくないというか、ウケを狙わないというか、地道な音楽活動をやってるんですね。
 まさに、ガキ大将の親玉みたいな人で、大人気ないけど、子ども心をうしなわないかわいい人だと思います(~_~)。
 人の寂しさや悲しさ、侘しさを表現できる、いい役者になりましたね。彼がドラマに出てくると、脇をしっかり締めて、ドラマ自体に味が出てくるような気がします。根はあったかい人なんでしょうね。
 歌手としても役者としても、これからがまた楽しみです(^^♪。
遊哉
2008年09月28日 11:37
☆ seiziさん、子どもと二人旅なんて、照れ臭いですよね。特に息子だったらねえ(^^ゞ。でも、そのうちに行きたくなるかもしれませんよ。孫と二人旅なんていうのも、いいかもしれませんよ(^^♪。
2008年09月28日 11:55
泉谷しげるって最初はあまり好きじゃなかったんです。口悪いし、やたらボカボカ殴ったりするし(-_-;)でも年と共に「あ~この人、すごいテレやで温かい人なのかなぁ~」と思うようになりました。「いつまでもおとなげなく、わがままで。でも人の痛みのわかる表現者」というのが本当にピッタリくる人ですね。
奥様、偉いですね~私の父は引きこもり中(-_-;)病院以外、外出しません。昨夜も父が電話してきて「patyokoか?元気か?それならいい。。。」といつもワンパターン。以前は自分から電話することなどなかったのですが、ただ色々話すと嬉しそうに笑います。ところが母や兄には返事もしないようで先日も兄が「お前のところへ電話してる時だけ滅茶苦茶嬉しそうだぞ。俺達の言う事はまったく聞かないし、patyoko、引き取ってくれ~」という始末(-_-;)年々父は頑なになるばかりで困ったものです。
親孝行な奥様の為、4日間SORAと一緒に泣かないで頑張って~~~(^_^)/~
2008年09月28日 12:05
今朝は10時に目が覚めちゃった。
昨日ね、Fチェスかさんから「青春の蹉跌」が届いたんだよ。うれしかったあ~。
出かける寸前だったから良かったよぉ~。
かわいいチャグチャグ馬っ子の携帯ストラップまで入ってた。それ私の携帯にいっただきい~!!!
だってさよぴは携帯持ってないし、失くされたら叶わないもん。娘がね、「へ!自分のものにするんだ!」って呆れ返ってたゎ。ふふふ・・・
みいママ
2008年09月28日 12:36
泉谷しげるを初めてみた時は変人?と
思いましたが最近は良いおじいちゃんに
思います
奥様が親子旅行にいかれている間が
長いですね~美味しいものを好きなだけ
食べるチャンスかもね!ヘへッ
こんな事はそうそうないかも?
遊哉
2008年09月28日 14:11
☆ patyokoさん、泉谷しげるは一見がさつで、口は悪いし、暴力は振るうし、どうしようもないおじさんだけど、根は繊細で優しい男なんですね。「春夏秋冬」なんていうなかなかいい歌もあります。ちゃんとしたシンガーソングライターなんですね(^^ゞ。
 お父さんは引きこもり中ですか。カミさんの親父さんも、ちょっと似ています。バカ親父は好きな人なんだけど、職人気質というか、頑固で偏屈で、仕事は超一級でも、家の中では鼻摘み者です(^^ゞ。お義母さんとは喧嘩ばかりだし、お義兄さんもお義姉さんも持て余しています。最近は耳が遠くなって、仕事もあまりなくて一日中大きな音でテレビを見てます。人のいうことは聞かないけど、うちのカミさんの言うことだけは聞くみたいです。末っ子の一人娘というのは、かわいいみたいですよ(~_~)。気分転換にも、今回の旅はいいんじゃないかと思ってます。
(つづく)
遊哉
2008年09月28日 14:11
(つづき)
 歳をとると、人にもよるけどそんなふうに偏屈になる人もいるようです(バカ親父も、そうなりそう(^^ゞ)。お父さんも、patyokoさんとだと素直になれるんじゃないでしょうか。たまには、お父さんを連れ出してあげるといいかもしれませんよ。面倒でしょうが(~_~)。
 4日間、泣かないでSORAと一緒に頑張ります。ほんとは、泣きたいんだけどねえ(^^ゞ。
遊哉
2008年09月28日 14:17
☆ さよちん、夜中に目が覚めちゃったんなら、10時まで寝ててもいいんじゃない(~_~)。
 Fチェスカさんから、「青春の蹉跌」が届きましたか。よかったねえ。じっくり読んでください。チャグチャグ馬っ子の携帯ストラップが入ってたなんて、Fチェスカさんらしいね。うれしいねえ(^^♪。もらったのはさよちんだから、自分で使えばいいよね(~_~)。
遊哉
2008年09月28日 14:24
☆ みいママさん、泉谷しげるは今でも変人だと思います(~_~)。人におもねることがなくて、自由に好きなように生きてるから、そうなっちゃうんだと思います。でも、思いやりがあって優しい人でしょうね。「めんどくせぇ~」とか言いながら、孫をとてもかわいがっているおじいちゃんのようです(^^♪。
 カミさんが少しお小遣いを置いていってくれたから、美味しいものでも食べますかねえ(~_~)。本をたくさん読んで、映画にも行ってみたいと思ってます。鬼の居ぬ間に(^^♪。

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