老化を肌で感じる?




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 シルバーウイークのなかの一日、21日の「敬老の日」にちなんで、総務省が15日現在の人口推計を発表した。
 65歳以上の高齢者の人口は2898万人で、総人口に占める割合は22.7%と、いずれも過去最高になったという。
 20日に発表され、各紙に出たので読まれた方も多いと思うが、朝日新聞の記事(21日朝刊)も参考に、改めて考えてみたい。(詳しくは、ここで

 日本の高齢者の現状を数字で見ると、主なものは次のようになる。

○ 65歳以上の推計人口 2898万人
   65歳以上の男性人口 1239万人
   65歳以降の女性人口 1659万人
○ 高齢者率(65歳以上) 22.7%
   男性の高齢者率    19.9%
   女性の高齢者率    25.4%
○ 高齢者世帯(08年)  1821万世帯(高齢者が1人でもいる世帯)
   高齢者世帯比率   36.7%
○ 高齢無職世帯の1世帯あたり
    1か月の可処分所得      16万4312円
   1か月の平均消費支出(08年) 20万6181円
   不 足 分              4万1870円
○ 65歳以上の就業者数 553万人

 女性高齢者は1659万人となり、女性人口の25.4%と4人に1人を占めた。25%を超えたのは、統計が残る1950年以降で初めてである。
 一方、男性高齢者は1239万人で、男性人口の19.9%と5人に1人が高齢者となった。
 高齢者率の推移をみると、昭和25年には4.9%だったが、27年には5.0%と総人口の20人に1人が高齢者となり、60年には10.3%と10人に1人となった。その後も上昇を続け、平成17年には20.2%と5人に1人となり、21年は更に上昇して22.7%となったのである。
 なお、高齢者率が5ポイント上昇するのに要した年数をみると、5%から10%に上昇するには33年かかったが、10%から15%には11年、15%から20%には9年と短くなっているのである。
 今後も、高齢化と少子化が進めば、ますます高齢化率の上昇は加速化していくと思われる。

 高齢者世帯をみると、昭和58年は866万世帯だったが、平成5年には1176万世帯と初めて1000万世帯を超え、15年には1500万世帯を超えるなど増加の一途をたどり、20年には1821万世帯となった。
 世帯全体に占める割合も上昇を続け、昭和58年は25.0%と4分の1だったが、平成15年(35.0%)および20年(36.7%)では3分の1を超えている。
 その内訳について昭和58年から平成20年までの25年間でみると、高齢単身世帯は4.2倍(98万→414万)、高齢者のいる夫婦世帯は3.5倍(145万→511万)、高齢者のいるその他の世帯は1.4倍(623万→896万)となり、高齢単身世帯の増加(率)が最も大きくなっている。
 高齢単身世帯のうち、一戸建てに住む人は59.9%、共同住宅に住む人は34.9%だが、いずれにしろ孤独死などを防ぐためのコミュニティのつながりの強化等の方策が必要だろう。
 同時に、高齢者に配慮した「段差のない屋内」とか「手すりがある」などの住宅設備を配慮した住まい造りが望まれるのである。

 高齢化の進行とともに、家計の苦しさも数字に表れてきたようである。
 世帯主が65歳以上で無職の世帯の1か月平均消費支出は約20万6千円。これに対して可処分所得は16万4千円で、4万2千円足りない。不足分が00年の2万円と比べて倍増しているのである。
 その最大の要因は、税金と社会保険料の増加らしい。00年の1万7千円が08年は2万4千円で、4割ほど増えている。
 不足分は、預貯金などの金融資産の取り崩しなどで賄われているのだろう。

 一方、働く高齢者も増加しており、08年は過去最高の553万人となった。アルバイトやパートなど非正規の雇用者が増加しており、その多くはサービス業で働いているという。
 高齢者の就業意欲が向上してもいるのだろうが、生活費が苦しくて働かざるをえない人が増えているのは確かだろう。

 うちも現在は、わずかな年金(65歳までは全額ではない)とカミさんのパート収入で、少ない預貯金を切り崩しながら、つましい生活でしのいでいる。
 が、このままでは遅かれ早かれ、いずれは首を括るしかなくなりそうである。
 その時はその時と思ってはいるのだが……カミさんをもっと働かせなきゃ、なんてことを書くと、非難囂囂(ごうごう)だろうな(^^ゞ。

 日本は老人大国だし、ますますそれは加速していくでしょうね。それは仕方ないとしても、はたして“老人天国”になるのか、はたまた“老人地獄”になるのか……どうも、この世で“煉獄”を見ることになりそうな気もします(^^ゞ。


<後記>なんだか、ちょっと暗い話になりましたが、日本という国にも日本人にも希望をもって生きていこうと思っています。それに、世界を見回せば、日本は贅沢すぎるかもしれません。もっとつましく生活できるかもしれません。
 それにしても、バカ親父がいくらものぐさとはいえ、何か稼ぐ手立てを考えなきゃいけません(^^ゞ。

 昨日のことです。右の鼻の穴の奥がなんともくすぐったくて、何度もくしゃみが出ました。指で探ってみると、なにかコリコリしたものに当たります。
 鏡で見てみると、鼻毛が1本穴の奥に向かって生えています。
 指でつまんで、ちょっと痛いのを我慢して、意を決してエイヤーッとばかりに引き抜きました。
 なんと長さ12、3ミリほどの太くて固くて途中が螺旋状になっている“全身白い”鼻毛でした。バカ親父に似た、なんとも根性の曲がった奴です。
 こんな時に、歳をとったことを肌で感じます(~_~)。

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この記事へのコメント

2009年09月27日 19:57
今晩は。
なるほど!と納得しながら拝読です。
痛切に感じたのは、やはり医療費の負担でした。
高額医療で少しは戻ってきましたが、これからは特に感じます。
病気・・高額な出費、自身で経験して・・ああ・・オソロシヤ・・と。
老化を肌では感じますが、鼻毛からとは、笑ってしまいました。
鼻毛では微々たる老化・・遊哉さんまだまだ大丈夫ですよ。
遊哉
2009年09月27日 20:35
☆ やろい さん、こんばんは♪
 こうして具体的な数字を見ると、高齢者がいかに多くなっているか、そしてその置かれている状況がよくわかりますね。
 医療費の負担は大変ですね。親父が療養病床や今の特養に入って、よくわかりました。ましてや、保険の適用されない病気などで入院したりしたら、大変なことになりそうです。いつ病気になるなんて、誰にもわからないしねえ。貧乏人は、病気になれません(^^ゞ。
 老齢化の進む日本の大きな問題の一つでしょうね。
 歳をとるにしたがって、頭の毛は薄くなるのに、鼻毛やヒゲは濃くなってます。それに眉毛や耳に長~い毛が出てきてます。耳の毛は「耳長毛」という名前もあって、男性の老化現象の一つらしいです(~_~)。
 はい、鼻毛の老化ぐらいで負けていられません。頑張りますよ(^^♪。
2009年09月28日 06:33
オハヨーございます。
やっぱり所得5万円不足ってのがいやですねぇ(-ω-)/
でも老化以外にも、さわやかな風を肌で感じるということもありますので さしひきゼロということで。
まあ、いっか~ (~0~)
2009年09月28日 07:43
私は疲れ果てて昨日は午後4時から今朝5時半まで爆睡!よぉ~眠れる美女や。アヒャヒャヒャヒャ(ノ∀`)ヒャヒャヒャヒャ・・・お陰で今日は元気かも。
でも天気がイマイチだから家の大掃除でもしよっかな。高齢者の一人になりたくなあ~い!!って叫んでもそのど真ん中を疾走中!ま、いっか!
今週もまた娘んちに行くようで全然ゆっくり出来ん。
泣きたいわ。ビェ─・゚・(。>д<。)・゚・─ン!!
家でのぉ~んびり、ゆぅ~ったり、誰とも会わず引きこもっていたい。今日から短歌時評に取り掛かります。26文字44行の短い時評だけど、何を書いたらいいかヽ(´゚д゚`ヽ) ワッケ!! ヽ(´゚д゚`)ノ ワッカ!! (ノ´゚д゚`)ノ ラン!!どうしよ。。。
トド
2009年09月28日 08:02
写真の雲私の肌かと思って、ビックリ、、。
老人人口は団塊の世代と長生きのお陰で増えますとは、もう耳たこ程聞いてますが、人間、来て見ないと考えないものですね。
だから赤ちゃんをウメウメとおしゃいますが、ムリです。高齢結婚をして何人も産めません、子育てもエネルギーいるしね、ベビーシッターを雇えるほど育児金を出したらと思います。保育園を作るより安上がりとの事です。
介護と育児はもうこれで良いという限界がないので難しいですね。
肌の手入れをします、。
2009年09月28日 10:01
<日本は贅沢すぎるかもしれません。もっとつましく生活できるかもしれません。>
その通りだと思います。世界と比べなくても、半世紀前の日本と比べても、贅沢すぎます。外食止め、エアコン止め、風呂は週1回、食事はご飯と漬け物のみ、・・・にしても、生きていけます。病気になれば、「それが天命」として受け入れた。それで、半世紀前不幸で文化的でなかった訳でもありません。
その点、当時を知っている片靴なんぞ、ちっとも恐くありません
今の後期高齢者を大切にし、彼等が生きている間に、生きる知恵を教えて貰った方が賢明かもしれませんね~

遊哉
2009年09月28日 11:57
☆ moumou.h53さん、おはようございます♪
 この数字は平均的な所得や消費額だから、一概にはどうのこうのとは言えないでしょうね。お金は大事ですが、お金があればなんでも解決とはいえないし、幸せとも限りません。
 今の日本なら、飢え死にすることはないと居直れば、意外と気は楽です(~_~)。
 そうですね、爽やかな風を肌で感じることもできますね。耳長毛って、ほんの少しの風の動きを感じられるんですよ(^^ゞ。頭がハゲたとしても、雨が降ってきたのを真っ先に知ることができる、というふうに何でも前向きに考えればいいのかもしれません(^^♪。まあ、いっか~! ですね(~_~)。
遊哉
2009年09月28日 12:05
☆ さよちん、アハハ、眠れる老美女だ~(^^ゞ。良く眠れて、元気になってよかったね。
 そちらは天気がイマイチですか。こちらは晴れていて、ちょっと蒸し暑いです。
 さよちんは一人で住んでいるとはいっても、お嬢さんや息子さんの家族がちゃんと見守っていてくれるから、心配はないでしょう。まあ、いざとなったらお嬢さん家族といっしょに住めばいいんだし、心強くして今の一人住まいを楽しんでください(~_~)。
 一人になっていろいろやりたい時ってあるよねえ。でも、必要とされている内が華でもあるから、うまく乗り切ってください。
 短歌時評、頑張ってね(^^♪。
遊哉
2009年09月28日 12:33
☆ トドさん、アハハ、まさか~(~_~)。鮫肌に比べれば、つるつるでしょ(^^ゞ。
 団塊世代がもうじき65歳になっていくから、老人人口は大幅に増えてくるでしょうね。わかってはいましたが、我が身がそうなってみないと、なかなか実感としては捉えられないものですね。
 少子高齢化と言われて久しいですが、子どもを産めと言われても、晩婚・晩産化がいっそう進んでいるようだし、結婚しない人も増えています。子どもを産んで育てようとしても、いろんな負担が大きすぎて躊躇する人も多いでしょうね。
 育児金は最低5万円くらい出してもいいと思っています。現在の児童手当制度を抜本的に変えれば、充分可能だと思います。
 まあ、適正人口を考えると日本の人口は多すぎるから、少ない人口で上手くやっていく方策を考えたほうがいいのかもしれませんが(~_~)。
 とりあえず、老人介護や育児のことは、先を見通して早急に整備していかなきゃいけないでしょうね。
 肌の手入れを怠らず、中身も充実させて、美しく老いていってください(^^♪。
遊哉
2009年09月28日 12:52
☆ 片靴さん、はい、そうですね。半世紀前の日本と比べても贅沢すぎるでしょうね。
 食事だけをとってみても、豊かになりすぎて、生活習慣病になって、医療費が増えてと、良いことはないですからねえ。
 “外食止め、エアコン止め、風呂は週1回”は大賛成です(~_~)。でも、“ご飯と漬け物のみ”は生きてはいけるでしょうが、栄養バランスとしてはよくなくて、病気になって不必要な医療費がかかりそうです(^^ゞ。
 医療が発達したことも日本の長寿に大いに貢献しているでしょうが、不必要な生命維持の医療をしすぎのような気もします。「それが天命」と、従容として死を受け入れるという日本人が本来持っていた考え方・感じ方を思い出す必要がありそうですね。それも日本のひとつの文化かもしれません。
 今の後期高齢者から生きる知恵を教えてもらうことは大事だと思います。団塊世代も後期高齢者の方々には及ばないでしょうが、いろんな知恵があるから、少しでも子や孫に伝えていきたいと思います。
 ブログでも、偏屈と思われてもいいから、大いにそんなことを書いていきましょう!(^^♪。
2009年09月28日 13:06
 これから、本当に老人が多い世の中になるのでしょうね。どうなるんだろうね?でも、今回の政権交代で、少しは、世の中良い方向へ向かっていくかもしれませんよね。あぁ、良い国作ろう!平成!だわ。
 去年までは、冬で肌の老化を感じたんですが、今回は、もうすでに今、肌の老化を感じています。カサカサで、もうすでにハンドクリーム塗っています。加湿器の出番も早めになるかも。
遊哉
2009年09月28日 13:44
☆ キョンさん、子どもが少なくなって、年寄りがますます増えてきますね。われわれも、その一員にすぐになりますけどね(^^ゞ。
 うちの近所は、もうすでに年寄りばかりです(~_~)。
 今回の政権で、いろんな分野で抜本的な改正ができてほしいです。ちょっと長い目で見ないといけないかもしれませんが(^^ゞ。
 介護でも障害者でも、制度がいい方向にいくといいですね。
 キョンさんも冬になると、カサカサ肌になるんでしたねえ。バカ親父もこの数年、冬になると肌が粉をふいたようになります。寝てるとかゆくなるんです(~_~)。湯上りなどに、小まめに保湿クリームを塗るのがいいようですね(^^ゞ。
2009年09月28日 19:12
老人人口が増えるのは、“みんなで老いれば怖くない”で、今の若い人中心の社会のありようも変わってきていいかとも思ってたのですが。
先行きのことを考えるとくら~くなりますよね。
でも、明日死ぬかもしれないのにあんまり先のことばかり考えてもしようがないかと思い、ただ毎日をできることをして過ごしておりますが・・・

白い鼻毛ですか
それの写真は、ないのかなあ(笑)
遊哉
2009年09月28日 19:39
☆ キーブーさん、そうですねえ、老人の消費活動は若い人たちに比べると、少ないのかもしれません。団塊の世代も徐々に定年を迎えていますが、65歳定年も進んでいるので、あと4、5年先にどうなるかが見ものです。団塊世代も、経済的に豊かとは限りませんけどねえ(~_~)。
 老人は数としては大きな塊だから、政治への影響は大きくなりそうですけどね(~_~)。
 その“明日死ぬかもしれないのにあんまり先のことばかり考えてもしようがないか”と思うことが大事だと思います(^^ゞ。毎日を堅実に生活していくことが大切でしょうね。日本で飢え死にすることは普通では考えられない、と思えば気が楽です(~_~)。
 白い鼻毛の写真を撮っておけばよかったですね。考えつきませんでした(~_~)。もし撮ってたら、見る勇気がありましたか~(^^ゞ。
2009年09月29日 02:01
遊哉さん~さとしといいます。よろしくお願いします。当方のブログには気持玉ありがとうございます。
2009年09月29日 07:40
おはようございます
青森にも横浜町があって思わず誰かさんを思い出し~~~(^0^)
後記高齢者保険金代夫婦で一年5万円増加!!
聞いてビックリあんまりだ~~気の毒にと思いましたね
遊哉
2009年09月29日 08:14
☆ さとし君、わざわざご丁寧に恐れ入ります(~_~)。
 そちらの記事の内容に身につまされて、思わず気持玉を貼りつけました(^^ゞ。これからも本音の記事を楽しみに読ませてもらいます。
遊哉
2009年09月29日 08:22
☆ 小梅ばぁ♪さん、おはようございます♪
 記事を読んでいて、えっ、青森にも横浜があるんだ~とビックリしましたよ。そこで思い出してくれて、ありがとう(~_~)。
 民主党政権になって、後期高齢者制度は見直しになるようだけど、少しでも負担を減らしてもらわないと、年寄りは生きていけなくなりそうです。
 お互い、頑張って楽しくやっていきましょうね(^^♪。

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