「砲艦サンパブロ」を観てしまった




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 昨日(10日)もいい天気だった。
 11時過ぎに眼科に行った。いつものようには混んではいなかったが、それでも1時間待ちである。

 一時下がった眼圧は、また上限ギリギリになった。下げるための目薬を継続して処方される。
 目薬がなくなった時点で、また行くことになった。
 目薬の影響で、目の周りにアイラインができた……なんていうことは、今のところない(~_~)。

 帰りに本屋に寄って、雑誌を買って、帰ってきたのが2時ちょっと前。
 ちょっとテレビを見て、遅い昼食が終わったのが3時20分ころ。
 そこで、思い出した。3時からBSで「砲艦サンパブロ」をやっているのだった。
 さっそく見始める。なんと終わるのは6時であるが、まあいいや(^^ゞ。

 この映画は高校のときに観た覚えがあるのだが、1966年の作品で、日本では1967年に公開されたという。大学に入ってから観たようだ。記憶がますますいい加減になっている(^^ゞ。
 当時、この映画を観ようと思ったのは、もちろんスティーブ・マックィーンが主演だったからだが、好きな女優キャンディス・バーゲンが出ていたからだ。
 それに、船が出てくるしね(~_~)。
 それ以来、テレビで1回くらいは見たような気がするが、ずいぶん昔である。

 監督は、「傷だらけの栄光」や「ウエスト・サイド物語」、「サウンド・オブ・ミュージック」のロバート・ワイズである。
 共演は、リチャード・アッテンボロー、リチャード・クレンナ、マラヤット・アンドリアンヌ(エマニュエル・アルサン)、マコ(岩松)など個性的な面白い俳優たちがそろっている。

 リチャード・アッテンボローは「大脱走」にも出ていたが、英国の渋い俳優で後にナイトの称号も受けている。監督もしていて「ガンジー」ではアカデミー監督賞を受賞した。
 リチャード・クレンナは、オードリー・ヘップバーンが主演した「暗くなるまで待って」で悪役3人組のうちの一人だった。「ランボー」でランボーの元上官トラウトマン大佐を演じていたから、わかるかな(^^ゞ。昔風の二枚目である。
 マコ岩松は、日米双方で活躍した俳優で、絵本作家の八島太郎の息子である。アメリカに帰化したが、2006年に72歳で亡くなっている。「砲艦サンパブロ」では中国人役である。

 キャンディス・バーゲンは、スウェーデン系の米国人で、知性を感じさせる女優で写真家でもある。バカ親父より1歳年上だが、未だにきれいである。
 最近は見かけないなあ、と思っていたが、なんと映画とテレビの「セックス・アンド・ザ・シティ」にも出ているらしい。忘れられない映画は、ちょっと変わった西部劇「ソルジャー・ブルー」である。

 さて、この映画であるが、舞台は1926年の中国。揚子江の長沙に駐留する米国砲艦サンパブロの乗組員というか水兵たちの話である。
 中国に米国の威信を誇示するのが役目のような砲艦サンパブロだったが、中国国民党と学生たちの蜂起や中国共産党の台頭による争いの渦に巻き込まれていく。
 一等機関兵のジェイク・ホルマン(マックィーン)、二等機関兵のフレンチー・バーゴイン(アッテンボロー)、その他の水兵たちの行動が淡々と描かれる。
 米国の権威の象徴として描かれ、星条旗(愛国心)と名誉を重んじる艦長(クレンナ)と水兵たちの軋轢も起きてくる。
 フレンチーの中国娘との悲劇的な恋愛と結婚、ホルマンと伝道教師シャーリー・エッカート(バーゲン)との叶わぬ恋も描かれる。
 そして最後は、伝道所にいる宣教師とシャーリーを救い出しに行く艦長とホルマンたち。
 はたして、救い出せるのか……。
 
 なにせ3時間にも及ぶ映画なので、あらすじは簡単には紹介できないのである(^^ゞ。
 この映画の原題は“The Sand Pebbles”となっている。「砂の小石(?)」ということなのだが、意訳すると「勇気ある名もなき者たち」ということではないか? と思っている。
 人間的な心情を大切にして生きようとするホルマンやフレンチー、人間臭いその他の水兵たち、そして名誉を重んじる艦長。小さな砲艦の名もない乗組員たちの人間模様が描かれているのである。
 映画のつくられた当時の米国は、ベトナム戦争にのめり込んでいた時期である。それに対する強烈な批判を展開した映画ともいえるものである。
 アクションシーンも面白いのだが、それよりも人間が生きていくということの哀しさ、愚かさ、切なさを描いた映画といってもいいような気がする。
 マックィーンも渋い演技をしている。
 機会があったら、是非ご覧いただきたい。


<後記>なんだか、とりとめのない紹介になってしまったような気がします。お許しあれ(^^ゞ。
 マックィーンもいいけど、キャンディス・バーゲンがやはりいいです(~_~)。撮影当時は19歳だったそうですが、とてもそうは見えない知性ある大人を感じさせます。それでいて、かわいい(^^♪。

 ネタバレでもよければ、この映画をとても詳しく解説したサイトがありました。
 その解説によると、フレンチーと結婚した中国娘を演じた女優は、後に作家となりエマニュエル・アルサン名で「エマニュエル夫人」を書いた人だそうです。驚きです。若い方は「エマニュエル夫人」をご存知ないでしょうけどねえ(^^ゞ。
 よかったら、このサイトをお読んでみてください。



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この記事へのコメント

2010年11月11日 21:34
こんばんは。
最近、PCがご機嫌斜めで、ブログもそろそろ終焉かな・・・とも。
さっきも、パピヨンについて書いた後、跡形もなく消えてしまいました。
気を取り直して、こちらで。
マックィーンは、年をとるほど味があります。ショーン・コネリーもそうですが。パピヨンでは、業病の男がくわえていた煙草を吸う場面があって、絶妙な表情は彼ならではと思いました。
キャンディス・バーゲンは、卒業にも出ていましたが、この映画の方が数年、後になりますね。
大人と少女が同居したいい女優です。私も好きです。
マックィーンは、「荒野の七人」もよかったですよ。「七人の侍」に忠実に添ったあらすじには、むしろ感心したものです。
映画って、いいですね~。
遊哉
2010年11月11日 22:28
☆ 七海さん、こんばんは♪
 PCのご機嫌が斜めですか。バカ親父のPCも最近、挙動不審です(^^ゞ。写真をちょっと整理しなきゃいけないと思ってます。
 パピヨンについて書かれたのが消えちゃいましたか。読みたかったです。
 ショーン・コネリーもマックィーンも、確かに歳をとるほど味が出てきてますよね。ただ、マックィーンは50歳で亡くなっちゃってるというのが、返す返すも残念です。もっと年とってからの彼の演技を観たかったです。
 「パピヨン」で、ハンセン病に罹った人たちがいる島に逃げるんですね。その時の葉巻を吸うシーンは印象的でしたね。相手が「ハンセン病は感染しないことを知ってたのか?」と聞く場面です。彼ならではの表情でした。
 「荒野の七人」も好きです(~_~)。マックィーンは自分を目立たせるために、ちょっとした仕草で遊んでます。ユル・ブリンナーを食ってしまって、ブリンナーはお冠だったそうです(^^ゞ。7人それぞれが個性的な俳優たちでしたね。
 「卒業」はダスティン・ホフマンが出ていた映画ですよねえ。あれにはキャンディス・バーゲンは出ていないと思います。キャサリン・ロスの勘違いではないでしょうか。ちょっと感じが似ています。
 キャンディス・バーゲンはフランス語も話すし、カメラの腕も確かなようです。知性を感じさせる数少ない女優ですね。
 映画って、いいですよね~(^^♪。
2010年11月11日 22:42
追)
映画につられて、肝心なことを書き忘れてました。

OTTOも眼圧下げの目薬を点してました。
「いけない、アイラインができる」と言いつつ、
よく、タオルで目のふちをふいておりました。
その風情が、なんとも哀愁があってですね・・・
「誰に泣かされたの?」と声を掛ける事しばしば。
すると、上目使いで、
私を指さしたものです。
お・わ・り。
2010年11月11日 22:51
たびたび。
そう、ハンセン病を「業病」と字幕にする時代でした。
あっ、キャサリン・ロスです。
通りで、純なイメージで覚えてたんだ。
キャンディス・バーゲンは通好みでしたよ!!
私が好きなの
遊哉
2010年11月11日 23:26
☆ 七海さん、OTTOさんも同じ目薬だったようですね。一番いいのは風呂に入る前に点けるといいようです(^^ゞ。
 きれいにアイラインがつくならまだしも、そうはいかないでしょうから、やはり気になるものです。指で目蓋を開いておいて差して、できるだけ目の周りの皮膚にはつかないようにしてます。
 “上目使いで、私を指した”というのが愉快です。本心かも(~_~)。
 キャサリン・ロスも「卒業」を見て、好きになりました。というか、あの映画の内容が若者の心にはグーっと来るものがありましたね。あれから、ダスティン・ホフマンの映画は欠かさず観るようになりました(~_~)。
 キャンディス・バーゲンは映画ではあまり成功しなかったですが、テレビで活躍してきたようです。いいですよねえ(^^♪。
トド
2010年11月12日 09:09
観た観た、三時間なので、時々よそ見しながら、。
何回目ですが、良いですね、。
色々な解説有り難うございます、よく覚えてるな~なんて感心してたら、、。でも助かります。
彼のはほとんどテレビ放送で、夫の好みにお付き合いでしたが、。私の好みは異邦人とかだったので、、。
二度と好みを聞いてくれませんでした???
でもお陰で楽しい映画が沢山観れました。
遊哉
2010年11月12日 11:13
☆ トドさん、観ちゃいましたか~(~_~)。3時間はちょっと長いけど、見ごたえがありましたよね。途中の休憩で、急いでトイレに走りました(^^ゞ。
 長いから、あんまりテレビでは放映されない映画だと思います。それでも何度も観てるんですね(~_~)。
 最初に観た時は、マコがマックィーンに撃たれるところが衝撃的で印象に残りました。今回は3回目ですが、最期のマックィーンの独白の叫びがこの映画のテーマだと思いました。
 <後記>で紹介したサイトは、とっても詳しく解説してありますね。驚きました。好きな人がいるんですね(~_~)。
 ご主人もこういうのが好きですか~(^^ゞ。「異邦人」ってマストロヤンニのでしょうか。観たような覚えだけはあります(~_~)。
 今日の午後3時からの「ゲッタウェイ」が、今回の特集の最後のようです(^^ゞ。
2010年11月12日 13:31
マックィーンの映画で印象に残ってるのは題名は覚えてないけどビリヤードのプロみたいな?
役をした映画です・・・記憶違いかしら(><)
今回伊藤へ行ってビックリでした海だった場所にヨットハーバーが出来てたんですもの
遊哉
2010年11月12日 18:42
☆ さらばぁば♪さん、マックィーンは「シンシナティ・キッド」でポーカー賭博師役をやってますが、ハスラー役はないと思います。それは、たぶんポール・ニューマンの「ハスラー」の勘違いだと思います。
 マックィーンはニューマンを尊敬していて、ニューマンのようになりたかったようです。感じも似てますよね。ブルーの瞳だし(~_~)。二人とも好きな俳優です(^^♪。
 そちらの写真で海の近くへ行ったんだなと思ってましたが、伊豆の伊東だったんですね。漁港はあったけど、ヨットハーバーができてるんですか~。行ってみたいです(~_~)。
チャンママ
2010年11月12日 20:27
こんばんは。
遊哉さん、詳しいですね(~~)
映画ってホント、いいですね!

この間、テレビで放映されてましたが、
「かもめ食堂」すごく、感動しました。原作は群ようこさん、主演は小林聡美さん。共演してる方はいつもの片桐はいりさん、もたいまさこさん。
北欧での何気ない日常の物語なんですが、観終わった後のさわやかさ、久しぶりにいい映画観たなーという感じでした。好みもあるので、退屈と思う方もいるかもしれませんが、良かったら観てみて!

SORAちゃん、元気かな~!?
遊哉
2010年11月12日 23:10
☆ チャンママさん、こんばんは♪
 いろいろ調べたこともありますが、昔の好きな俳優やその映画はわりと詳しいんです(^^ゞ。今の映画のことは、ほとんどわかりません(~_~)。映画って、ホントいいですね(^^♪。
 「かもめ食堂」の評判は聞いてます。出ている俳優さんたちも好きな人たちです。観てみたいです(^^♪。
 SORAは元気ですよ。今日アップする予定の記事に載せるつもりです(~_~)。

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