中国のスモッグから身を守る7か条
愛読誌『週刊文春』の最新号(2月21日号)に、“「中国殺人スモッグ」から身を守る7か条”という記事があった。
“殺人スモッグ”というのはちょっとセンセーショナルな言い方にも思えるが、人体に悪影響を及ぼすPM2.5を含んでいるから、あながち間違いともいえないような気もする。
参考になると思うので、調べたことも含めて概要を紹介しておく。
中国のスモッグは国境を越えて飛来するから厄介である。
日本国内の基準値は、(1年平均値が15μg/㎥以下であり、かつ)1日平均値が1立方メートルあたり35マイクログラム(μg)以下だが、西日本各地で基準値超えを観測している。
7日には東京都の板橋区で59μg、練馬区で50μgを観測し、基準値を超えているという。
今回の大気汚染は、自動車の排気ガスと石炭ガスの2種類あるが、10~100ミクロンの粒子は韓国あたりで落ちてしまう。
ところが、それより小さい微粒子は偏西風に乗り日本まで辿り着いてしまうのである。問題になっている“PM2.5”も含まれるのである。
それに対しては、個人的な防衛策を講じることが大切だ。
ということで、この7か条は、専門家の意見と今月6日に北京の日本大使館で開かれた在留邦人向けの説明会資料を基に、『週刊文春』が独自にまとめたものだという。
次のようなものである。
① 予測図をチェックして、ひどい日はなるべく外出を控える
観測データについては、環境省が12日に、、「微小粒子状物質(PM2.5)に関する情報」という新しいサイトを開設した。
PM2.5の情報や、自治体による濃度測定結果へのリンクを盛り込んだ専用サイトである。
住んでいる地域の速報値を参考に、基準値を超えるような時は外出を控えた方がいいだろう。
② 子どもや高齢者、喘息やアレルギーを持つ人に注意を促す
汚染物質を慢性的に吸い続けていると、特に問題になるのが乳幼児と高齢者である。抵抗力や免疫力が低いので、COPD(慢性閉塞性肺疾患)が起こりやすい。
また、肺胞周囲におけるガンのリスクが高くなる。
呼吸器系と循環器系に影響が出やすいので、喘息やアレルギーをもっている人は症状が重くなるので、特に注意が必要である。
さらにこの汚染物質は、花粉症を悪化させる可能性もあるということである。
③ 外出時はマスク着用。できればN95マスクを
一般的なエチケットマスクはつけないよりつけたほうがいいが、微粒子が通り抜けてしまうので、微粒子用につくられたN95のような密度が高いマスクを選んだほうがいい。
N95は工場や医療機関を中心に販売しているので、一般のホームセンターやネットでも販売はしているが、数は少ないという。
値段は10枚入りで3100円で、1日1枚の使い捨てでなければ効果は出ないという。マスクメーカーでは、これから注文が多くなれば増産も検討するということである。
④ 室内では窓を開ける頻度を少なくし、窓にカーテン
定期的な換気は必要だが、外の空気が霞んでいるようなら、できるだけ窓を開けない方がいい。
カーテンも以外に効果がある。新しい家ならいいが、隙間の多い古い家なら、室内であっても汚染されるので、窓にカーテンをつけるだけでも粒子がカーテンにくっつくので、だいぶ軽減される。
⑤ 室内の掃除はホコリを立てる掃き掃除ではなく、水拭きで
微粒子は呼吸から入るので、ホコリを立てる掃き掃除は好ましくない。排気のきれいな掃除機の使用と、固く絞った雑巾での水拭き掃除のほうがいい。
⑥ 空気清浄機が有効。なければ観葉植物も効果あり
空気清浄機がいいが、観葉植物を置くだけでも一定の効果が見込める。
観葉植物は空気をきれいにするし、加湿効果があるので、微粒子が下に落ちる。そこを水拭きするのがいい。
⑦ のどの異変など自覚症状があればすぐに医療機関へ
のどに異変を感じたり咳が止まらなかったりの自覚症状があるようなら、すぐに医療機関に行くことも大事である。
喘息や気管支炎などだけでなく、肺がんになる恐れもあるから、早期の対応策が必要なのである。
以上だが、中国の大気汚染が早期に解決すればそれに越したことはないものの、望み薄である。
ならば、自衛するしかないだろうね。
<後記>中国からのスモッグの飛来は、地域によっても異なるし濃度も違うから、いたずらに恐れることはないと思います。季節によっても違うでしょうね。
でも、自分の居住する地域の速報値をチェックしておいて、PM2.5の濃度が高いときは(高くなりそうなときは)上記の7か条を参考に適切に対応したほうがいいと思います。
特に、子どもがいる家庭やわれわれのような年寄りは、十分気をつけたほうがいいでしょうね。
今日(15日)は一日寒かったです。午前中は曇りで、午後になってから雨になりました。
カミさんは午前中に、術後の検診に行って、帰ってくると右目のガーゼが取れてアイガードをしていました。
両目で遠くも近くもよく見えて、視力も1.0だそうです。
ただ、たとえば指に刺さった小さなトゲを取ろうとしても、ちょっとできそうもない、と言ってました。
しばらくして落ち着いたら、老眼鏡が必要かもしれません(^^ゞ。
朝の散歩に行くと、空はどんよりと曇っています。
寒いので、SORAのトイレを済ませてすぐに帰ってきました。
カミさんが帰ってくると、SORAは喜んで玄関まで迎えにいきました(^^ゞ。
安心したのかソファーで寝ていましたが、カミさんがこんなことをしてました。
薄い座布団をSORAの上にかけていました。お尻が出てますが(~_~)。
でも、30分ほどして見にいくと……
ずり落ちていました(^^ゞ。
夕方の散歩の時は、小雨が降っていました。
公園のあちこちには、水溜り。
北風が吹いて、朝よりも寒かったです。すぐに帰りました(^^ゞ。
明日は一日晴れそうですが、今日よりも寒そうです。
“殺人スモッグ”というのはちょっとセンセーショナルな言い方にも思えるが、人体に悪影響を及ぼすPM2.5を含んでいるから、あながち間違いともいえないような気もする。
参考になると思うので、調べたことも含めて概要を紹介しておく。
中国のスモッグは国境を越えて飛来するから厄介である。
日本国内の基準値は、(1年平均値が15μg/㎥以下であり、かつ)1日平均値が1立方メートルあたり35マイクログラム(μg)以下だが、西日本各地で基準値超えを観測している。
7日には東京都の板橋区で59μg、練馬区で50μgを観測し、基準値を超えているという。
今回の大気汚染は、自動車の排気ガスと石炭ガスの2種類あるが、10~100ミクロンの粒子は韓国あたりで落ちてしまう。
ところが、それより小さい微粒子は偏西風に乗り日本まで辿り着いてしまうのである。問題になっている“PM2.5”も含まれるのである。
それに対しては、個人的な防衛策を講じることが大切だ。
ということで、この7か条は、専門家の意見と今月6日に北京の日本大使館で開かれた在留邦人向けの説明会資料を基に、『週刊文春』が独自にまとめたものだという。
次のようなものである。
① 予測図をチェックして、ひどい日はなるべく外出を控える
観測データについては、環境省が12日に、、「微小粒子状物質(PM2.5)に関する情報」という新しいサイトを開設した。
PM2.5の情報や、自治体による濃度測定結果へのリンクを盛り込んだ専用サイトである。
住んでいる地域の速報値を参考に、基準値を超えるような時は外出を控えた方がいいだろう。
② 子どもや高齢者、喘息やアレルギーを持つ人に注意を促す
汚染物質を慢性的に吸い続けていると、特に問題になるのが乳幼児と高齢者である。抵抗力や免疫力が低いので、COPD(慢性閉塞性肺疾患)が起こりやすい。
また、肺胞周囲におけるガンのリスクが高くなる。
呼吸器系と循環器系に影響が出やすいので、喘息やアレルギーをもっている人は症状が重くなるので、特に注意が必要である。
さらにこの汚染物質は、花粉症を悪化させる可能性もあるということである。
③ 外出時はマスク着用。できればN95マスクを
一般的なエチケットマスクはつけないよりつけたほうがいいが、微粒子が通り抜けてしまうので、微粒子用につくられたN95のような密度が高いマスクを選んだほうがいい。
N95は工場や医療機関を中心に販売しているので、一般のホームセンターやネットでも販売はしているが、数は少ないという。
値段は10枚入りで3100円で、1日1枚の使い捨てでなければ効果は出ないという。マスクメーカーでは、これから注文が多くなれば増産も検討するということである。
④ 室内では窓を開ける頻度を少なくし、窓にカーテン
定期的な換気は必要だが、外の空気が霞んでいるようなら、できるだけ窓を開けない方がいい。
カーテンも以外に効果がある。新しい家ならいいが、隙間の多い古い家なら、室内であっても汚染されるので、窓にカーテンをつけるだけでも粒子がカーテンにくっつくので、だいぶ軽減される。
⑤ 室内の掃除はホコリを立てる掃き掃除ではなく、水拭きで
微粒子は呼吸から入るので、ホコリを立てる掃き掃除は好ましくない。排気のきれいな掃除機の使用と、固く絞った雑巾での水拭き掃除のほうがいい。
⑥ 空気清浄機が有効。なければ観葉植物も効果あり
空気清浄機がいいが、観葉植物を置くだけでも一定の効果が見込める。
観葉植物は空気をきれいにするし、加湿効果があるので、微粒子が下に落ちる。そこを水拭きするのがいい。
⑦ のどの異変など自覚症状があればすぐに医療機関へ
のどに異変を感じたり咳が止まらなかったりの自覚症状があるようなら、すぐに医療機関に行くことも大事である。
喘息や気管支炎などだけでなく、肺がんになる恐れもあるから、早期の対応策が必要なのである。
以上だが、中国の大気汚染が早期に解決すればそれに越したことはないものの、望み薄である。
ならば、自衛するしかないだろうね。
<後記>中国からのスモッグの飛来は、地域によっても異なるし濃度も違うから、いたずらに恐れることはないと思います。季節によっても違うでしょうね。
でも、自分の居住する地域の速報値をチェックしておいて、PM2.5の濃度が高いときは(高くなりそうなときは)上記の7か条を参考に適切に対応したほうがいいと思います。
特に、子どもがいる家庭やわれわれのような年寄りは、十分気をつけたほうがいいでしょうね。
今日(15日)は一日寒かったです。午前中は曇りで、午後になってから雨になりました。
カミさんは午前中に、術後の検診に行って、帰ってくると右目のガーゼが取れてアイガードをしていました。
両目で遠くも近くもよく見えて、視力も1.0だそうです。
ただ、たとえば指に刺さった小さなトゲを取ろうとしても、ちょっとできそうもない、と言ってました。
しばらくして落ち着いたら、老眼鏡が必要かもしれません(^^ゞ。
朝の散歩に行くと、空はどんよりと曇っています。
寒いので、SORAのトイレを済ませてすぐに帰ってきました。
カミさんが帰ってくると、SORAは喜んで玄関まで迎えにいきました(^^ゞ。
安心したのかソファーで寝ていましたが、カミさんがこんなことをしてました。
薄い座布団をSORAの上にかけていました。お尻が出てますが(~_~)。
でも、30分ほどして見にいくと……
ずり落ちていました(^^ゞ。
夕方の散歩の時は、小雨が降っていました。
公園のあちこちには、水溜り。
北風が吹いて、朝よりも寒かったです。すぐに帰りました(^^ゞ。
明日は一日晴れそうですが、今日よりも寒そうです。
この記事へのコメント
結局、雨でしたね。
今朝、午前4時半に起きて朝刊を取りに行くついでに、まだ星の出ている空を眺めてみましたが、何事もなかったようです。
しかし、ロシアの隕石には驚きましたね。怪我人が1000人出ているそうです。
大急ぎでまとめて記事にしましたよ。
中国も日本の後追いをしているんでしょうが、より大規模だし深刻なようです。改善するには時間がかかるでしょうね。
昨日は思ったより寒気が下がらなかったようで、雨になりましたね。よかったです(^^ゞ。
ロシアの隕石落下では、大きな被害があったようですね。
小惑星なら発見もできるし、軌道も予測できるでしょうが、隕石は宇宙のゴミのようなもので無数にあるし、いつ地球に落ちてくるかわからないから困ったものです。
それにしても空中でも爆発して、その衝撃波というのはすごいものがあるんですね。
いつの日か、恐竜が滅びたような隕石が地球に落ちてきて、人類も滅びるかもしれません(~_~;)。
書かれた記事、後で読ませてもらいます(^^ゞ。
奥様の手術、無事に終わられてホッとしましたね。
まだ安静が必要でしょうから
お散歩に家事にと頑張ってくださいね(~_~)
北京などの大気汚染はひどいようですね。小さな子どもたちの喘息も心配ですが、大人になってガンなどになる可能性も高いでしょうから、今のうちに対策をきちんとしてほしいです。日本や周辺国にも大きな影響がありそうですね。
空気の缶詰は日本にもあったような気がします。あれはもう、一種のジョークでしょうね。
はい、ありがとうございます。カミさんの両眼の白内障の手術が無事に終わりました(~_~)。
激しい運動などをしなければいいんだと思います。あんまり安静にしすぎても太っちゃうしねえ(^^ゞ。
今朝はカミさんも散歩につき合いました。食事作りなどは、できるだけやるようにしています(^^ゞ。
汚染物質による日本海側の光化学スモッグも毎年夏前に警報ぎりぎりまで数値が上がります。
中国と日本の間にフィルタが必要になるかも(^-^;
光化学スモッグも起きますか。困ったものですね。
フィルターがほしいところですが、中国の人たちにも被害が起きてるんだから、しっかりと汚染を止めてほしいです。そのために、日本が協力するのは、やぶさかじゃないんですからねえ。
中国はもうホント・・・怒りと呆れで言葉もないですが(~_~;)
それにしても、中国人はよく黙って我慢してるよなあって思います。反日となるとすごい勢いで言葉が出るのに(笑)
テレビでみる北京の大気汚染はひどいですね。日本も通ってきた道ですが、そのうちに公害病が起きて、反日だけでは凌げなくなって、いずれは大騒動が起きそうな気がします。
政府が公害防止に如何に取り組むか、見ものです。
日本ではとりあえず、自己防衛するしかないでしょうね。
いつも元気玉ありがとうございます!
花粉症だけでも大変なくしゃみ鼻水なのに
中国スモッグまで・・・^^;;
自己防衛グッズがかなり出回るのでしょうね。
SORAちゃん気持ち良さそうに寝てますね~♪
うちの子は布団がずれるとまた自分で潜っていきます(笑
いろんなワンコの話、楽しませてもらってます(~_~)。
花粉症ですか。バカ親父も花粉症で、東京に住んでいたころよりはよくなりましたが、クシャミと鼻水に悩まされています(~_~;)。
中国からのスモッグで、花粉症が重症化する可能性もあるようです。嫌ですね。当分は、自衛するしかないでしょうね。
犬が寝ている姿は気持ちよさそうで、こちらもホッコリできます。ジャックラッセルは活動的なようだから、布団がずれても自分でまた潜っちゃうんですね。面白くて楽しいですね(^^ゞ。