男性更年期障害
以前にも「男の更年期障害」という記事で紹介したが、女性だけでなく男性にも更年期障害というのがある。
4月15日の朝日新聞・夕刊に「男性更年期障害 ― ホルモン減少が原因、治療必要」という記事が載っていたので、再度紹介してみる。
簡略にまとめられている。
男性の更年期障害は、何をするにも億劫になったとか、気力や性欲が衰えてきたと感じることが多く、早ければ40代から発症し、うつや生活習慣病の原因にもなる。
正式には「加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群)」と呼ばれ、精巣でつくられるテストステロンという男性ホルモンの減少で起こる。労働時間が長かったり、仕事や生活環境が変化したりする40~60代に多い。
国内の患者は600万人と推定されている。
テストステロンは性器を形づくり、筋肉や骨をつくる役割をもつほかに、意欲や何かに挑戦する気持ちなどにも関係している。
減少すると意欲や性欲が衰えたり、汗をかく量が増えたり、関節痛や筋肉痛、頻尿、不眠などの症状が出る。
減少する原因は、加齢や動脈硬化による精巣機能の衰え、長期間のストレスなどが考えられる。
社会で評価されていないと感じたりしても起こるし、定年退職後の男性のイライラや寝つきが悪いなどの症状が男性ホルモンの減少によるものだったということもある。
うつ病を合併しているケースもあり、うつ症状に加えて性欲や行動力が衰えている場合には、専門の泌尿器科を一度受診してみたほうがいい。
男性ホルモンには内臓脂肪を減らす働きがあるので、減少した状態が続くと、肥満や糖尿病のほか、動脈硬化を引き起こすという。
男性ホルモンの減少は適切な治療を受けないと回復は難しいので、心配なら血液検査でその量を調べたほうがよさそうだ。
治療は、精巣の機能を高める「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」などの漢方薬や勃起不全(ED)治療薬と、運動で筋力をつけたり、ストレスを和らげる行動療法を組み合わせて行う。
重症の場合は2~4週間に1回、注射でホルモンを補充する治療もある。
また、食事や人間関係などの生活環境を見直すことで、症状が改善することもあるという。
肉や魚のたんぱく質のほか、ブドウやブロッコリー、トマトなど抗酸化力のある果物や野菜は精巣機能を高める。
仲間と一緒に楽しむ趣味をつくるなど、自信をもてる場をもつことでも男性ホルモンは分泌されるそうである。
次のような、男性更年期障害の簡単なチェック法があるという。
① 怒りっぽくなった、イライラする
② 疲れやすくなった
③ 汗をよくかく
④ 寝つきが悪い、眠れない
⑤ 不安な気持ちになる、落ち着かない
⑥ 気分が沈みがちで、憂鬱感がある
⑦ おしっこが近くなった
⑧ 朝の勃起がなくなった
⑨ 腰や背中、手足に関節痛、筋肉痛がある
⑩ これまで普通にしていたことがおっくうになった
診断としては、この10項目のうち、3つ以上の項目が当てはまれば男性更年期障害の疑いがある。
運動やバランスのとれた食生活、リラックスして楽しめる趣味を見つけるなど、生活習慣を見直す必要がある。
5つ以上当てはまるようなら、専門の泌尿器科を受診したほうがいい。
ということである。
<後記>40~60代の男性で思い当たる症状がある方は、更年期障害を疑ってみてもいいかもしれません。
うつ病と合併して重症化すると厄介です。男性ホルモンの量は血液検査で簡単に調べることができるということなので、配偶者が該当しそうなら早めに受診させるのもいいかもしれません。
バカ親父の場合は、50代の仕事が忙しかった時期に①~④の症状がありました。あのころが更年期障害だったような気がします。
今は、②、⑥、⑦、⑧、⑩の5つの症状がありますが、これは更年期障害というよりも、単なる老化だと思います(^^ゞ。
夕方の散歩に出ると、道路脇に続く植え込みのツヅジがますます咲いてきています。
公園のコデマリもたくさん咲いてきました。
ちょっと見づらいですが、藤の花が咲き始めました。
空はどんよりと曇っています。
原っぱで他のワンコと遊びましたが、SORAはボール遊びに乗ってきませんでした(^^ゞ。
太陽もよく見えなかったのですが、落日後に小焼けになりました。
今日の昼間は曇りがちで風があったものの、気温は高めになりました。
でも日が落ちてからは、ちょっと肌寒くなりました。
明日は晴れて、過ごしやすい一日になりそうです。
4月15日の朝日新聞・夕刊に「男性更年期障害 ― ホルモン減少が原因、治療必要」という記事が載っていたので、再度紹介してみる。
簡略にまとめられている。
男性の更年期障害は、何をするにも億劫になったとか、気力や性欲が衰えてきたと感じることが多く、早ければ40代から発症し、うつや生活習慣病の原因にもなる。
正式には「加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群)」と呼ばれ、精巣でつくられるテストステロンという男性ホルモンの減少で起こる。労働時間が長かったり、仕事や生活環境が変化したりする40~60代に多い。
国内の患者は600万人と推定されている。
テストステロンは性器を形づくり、筋肉や骨をつくる役割をもつほかに、意欲や何かに挑戦する気持ちなどにも関係している。
減少すると意欲や性欲が衰えたり、汗をかく量が増えたり、関節痛や筋肉痛、頻尿、不眠などの症状が出る。
減少する原因は、加齢や動脈硬化による精巣機能の衰え、長期間のストレスなどが考えられる。
社会で評価されていないと感じたりしても起こるし、定年退職後の男性のイライラや寝つきが悪いなどの症状が男性ホルモンの減少によるものだったということもある。
うつ病を合併しているケースもあり、うつ症状に加えて性欲や行動力が衰えている場合には、専門の泌尿器科を一度受診してみたほうがいい。
男性ホルモンには内臓脂肪を減らす働きがあるので、減少した状態が続くと、肥満や糖尿病のほか、動脈硬化を引き起こすという。
男性ホルモンの減少は適切な治療を受けないと回復は難しいので、心配なら血液検査でその量を調べたほうがよさそうだ。
治療は、精巣の機能を高める「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」などの漢方薬や勃起不全(ED)治療薬と、運動で筋力をつけたり、ストレスを和らげる行動療法を組み合わせて行う。
重症の場合は2~4週間に1回、注射でホルモンを補充する治療もある。
また、食事や人間関係などの生活環境を見直すことで、症状が改善することもあるという。
肉や魚のたんぱく質のほか、ブドウやブロッコリー、トマトなど抗酸化力のある果物や野菜は精巣機能を高める。
仲間と一緒に楽しむ趣味をつくるなど、自信をもてる場をもつことでも男性ホルモンは分泌されるそうである。
次のような、男性更年期障害の簡単なチェック法があるという。
① 怒りっぽくなった、イライラする
② 疲れやすくなった
③ 汗をよくかく
④ 寝つきが悪い、眠れない
⑤ 不安な気持ちになる、落ち着かない
⑥ 気分が沈みがちで、憂鬱感がある
⑦ おしっこが近くなった
⑧ 朝の勃起がなくなった
⑨ 腰や背中、手足に関節痛、筋肉痛がある
⑩ これまで普通にしていたことがおっくうになった
診断としては、この10項目のうち、3つ以上の項目が当てはまれば男性更年期障害の疑いがある。
運動やバランスのとれた食生活、リラックスして楽しめる趣味を見つけるなど、生活習慣を見直す必要がある。
5つ以上当てはまるようなら、専門の泌尿器科を受診したほうがいい。
ということである。
<後記>40~60代の男性で思い当たる症状がある方は、更年期障害を疑ってみてもいいかもしれません。
うつ病と合併して重症化すると厄介です。男性ホルモンの量は血液検査で簡単に調べることができるということなので、配偶者が該当しそうなら早めに受診させるのもいいかもしれません。
バカ親父の場合は、50代の仕事が忙しかった時期に①~④の症状がありました。あのころが更年期障害だったような気がします。
今は、②、⑥、⑦、⑧、⑩の5つの症状がありますが、これは更年期障害というよりも、単なる老化だと思います(^^ゞ。
夕方の散歩に出ると、道路脇に続く植え込みのツヅジがますます咲いてきています。
公園のコデマリもたくさん咲いてきました。
ちょっと見づらいですが、藤の花が咲き始めました。
空はどんよりと曇っています。
原っぱで他のワンコと遊びましたが、SORAはボール遊びに乗ってきませんでした(^^ゞ。
太陽もよく見えなかったのですが、落日後に小焼けになりました。
今日の昼間は曇りがちで風があったものの、気温は高めになりました。
でも日が落ちてからは、ちょっと肌寒くなりました。
明日は晴れて、過ごしやすい一日になりそうです。
この記事へのコメント
男にはないと思って気が付いてない人は多いでしょうね・・
きょうはお天気のようですが、地震が不気味ですね。
あちこちで起きてます。
おだやかな日々を期待しておりますが・・・・
私もTVで知りました
女性だけのものだと思い込んでいて
身体の異常があっても気が付かなかったり
我慢したりしている人が多いのかもしれませんね
うちのpapaさんは大丈夫かな?
最近『暑い!暑い!』と言っていますが
これは肥満からくるものかな 笑
私は数年前
あまりにひどくて…婦人科にかかりました
ホルモン注射と漢方療法でしばらく通院しましたが
徐々に体が慣れていったと言うか
症状がひどい時は我慢せずに病院にかかった方が良いと思います
いろいろな治療法があるみたいですから
その人にあった方法で治療してもらえますし。。
今も人より汗っかきですし、不安定になったり頭痛がしたりしますが、それなりに薄着をしたりゆっくりすることで自分なりに対処しています
家の中に閉じこもっていることで心が不安定にならないように習い事などをしてなるべく人と話すようにもしています
こうしてブログで遊哉さんとお話ししたりすることも
良いのかもしれませんね
私のことでごめんなさい^^;;
藤の季節ですね~☆
多かれ少なかれなるんでしょうが、男性ホルモンの減少が急激だったりすると、不都合な症状が出てくるんでしょうね。人によっても違うでしょうけどね。
男性の場合は、うつなどと合併するとひどいことになるから注意が必要なんだと思います。
女性の場合もそうでしょうが、知らない間というか何とか乗り越えちゃう場合も多いでしょうね。
あちこちで地震が起きてますね。三宅島あたりの地震は火山活動とは関係ないようですが、近いから不気味です。
大きな地震に繋がらないといいですね。
男性の場合は仕事をしていると、症状が出ても我慢したり封じ込めたりしていることもあるでしょうね。
ご主人は「暑い! 暑い!」とおっしゃってますか(^^ゞ。肥満もあるかもしれないし、その肥満が更年期障害からきているかもしれません。注意して見守って上げてください(~_~)。
miiさんはひどい症状が表れたんですね。治療法がいろいろあるようだから、症状がひどい場合はちゃんと病院にかかったほうがいいんでしょうね。あとは精神的に安定することが必要なんでしょうね。
閉じこもらずに、趣味をもったりおしゃべりすることも必要なんだと思います。miiさんは洋裁というすばらしい趣味をもっているから、いろいろ工夫して乗り切ってください。
ブログでおおいにおしゃべりもしてくださいね。ここでいろいろぶちまけていただいて結構ですから(~_~)。
藤の花が咲くのも今年は早いような気がします。いろんな花が咲いて楽しいです(^^ゞ。
更年期の時期って、生活環境も変化する事が多く、身体の不調なんかとも重なって、心身共に疲弊しがちですよね。
そういえば更年期のあたりから私はアルコールの量が減ったなぁと思います。あまり呑めなくなったというか…
昨日は気温が20度以上あり、暖かかったのですが、今日は一転して寒いです。体がついていきません。
女性も同じように心身ともに変化する時期だし、生活も大きく変わるから大変ですね。
ペパーミントさんは、アルコールの量が減りましたか。それはある意味いいのかもしれません(^^ゞ。自分の体調をよく見極めて対応する必要があるでしょうね。
こちらは今日はとてもいい天気で、気温も上がってきています。明日からはぐっと肌寒くなるようです。寒暖差が激しいから、お互いに体調には気をつけましょうね(^^ゞ。