ペンキを塗ったのだ

 昨日は、昼少し過ぎに長女一家と次女が車でやってきた。カミさんはそれから10分くらいしてから帰ってきた。

 結婚式の出席者の着付けの仕事で朝一で出かけていたのだが、大人は問題なく済んだのに、小さい女の子の着付けでその子が機嫌が悪くて、着物を着るのが嫌だと言い出したらしい。
 それで時間がかかって、11時ころに戻れる予定が遅くなってしまったという。まあ、仕事というものはそんなことの連続ともいえるだろう。

 昼食は、カミさんがつくっておいたクラムチャウダーとスペアリブの煮たもの、それに帰りに買ってきたおむすびで、みんなでワイワイと食べた。チビりんは、食べ終わるとあっちこっち探検に歩き回っていた。
 2時からクソ親父の病院の見舞い時間なので、それに合わせて長女、旦那、次女が出かけていった。長女も次女も年末・年始の仕事が忙しく、昨日でないと時間がとれなかったのだ。
 次女など、ひょっとしたら生きているクソ親父とはこれが最後になるかもしれないからと、デートを遅らせて来たらしい。

 ということで、チビりんはバカ親父とカミさんが見ていることにした。
 前の記事で書いたプーサンの危機一髪で、まずは遊びの開始。スティックを樽の側面に空いている穴に入れていくと、どこかで真ん中に鎮座するプーさんが飛び出るというやつである。
 チビりんは、スティックを穴に入れられるのだが、最後に押し込むのが上手くできない。ちょっと手を添えようとすると、自分でやるからと嫌がる。時間のかかること。
 それに、どういうわけか穴以外の樽についている筋に「ここは、いい?」とか聞きながら入れようとする。「そこじゃなくて、ここ」と穴を教えるのだが、どうも筋が気になるらしい。時間のかかること。
 それでも、プーさんがピョーンと飛び出すと驚いて、目をまん丸にしていた。
 ついでに、イタイワニーというのをやろうと箱から出したのだが、ワニの顔が恐いらしく「こわい!」と言ってやろうとしない。
 カミさんとバカ親父の二人で、並んだワニの歯を順番に押してやり方を教えてやる。カミさんは「どれが、虫歯かな~」などと言っている。そのうちに、口を開けたワニの上あごがガシャーンと落ちた。
 チビりんは、これでますます恐くなったらしい、近寄ろうともしなくなった。意外とこれってスリルがあって面白いのだが、2歳には無理だったらしい(^^ゞ。
 仕方がない、プーさんに戻ってなんどもやることになった。

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 そのうちに飽きてきた。今度はカミさんが、どこかのゲームセンターでとってきた人形2体を使ってパペットをやり始めた。

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 カミさんの操る人形に、いろいろ反応したり、時には笑ったり、時には神妙に聞き入ったりしていた。
 そんなことを何度か繰り返していた。

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 実はもう一つ、チビりんが来るので用意していたものがある。
 玄関から廊下を通ってきて台所に入るドアがあるのだが、この家ができてから約50年、ニス塗りのままだった。

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 これは今年の5月に撮ったもので、チビりんの後ろの黒っぽいのがニス塗りのドアである。
 それがどうにも暗い雰囲気なので、1週間ほど前から暇をみてはパールホワイトのペンキで3度塗りした。そしてここに、チビりんに好きなように絵を描かそうというのである。

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 そして、描かせてみた。ところが2歳ではまだ形にならない。それでも、「たまご~」とかいいながら、丸をいっぱい描いた。

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 窓の上の花は、バカ親父が描いた。はっきり見えないが、黄色い馬みたいなのは、チビりんの要望で描いたキリン。(~_~)。

 そんなこんなをしているうちに、長女夫婦が病院から帰ってきた。次女は、彼氏と横浜駅で待ち合わせていたので、途中の駅で別れていた。
 夕方までみんなでお茶をしていたが、チビりんはちょっともう眠くなりかけてきたので、長女一家は東京へ帰っていった。


<後記>チビりんは、おしゃべりもだいぶしっかりしてきました。いろいろ笑わされましたが、一度バカ親父のことを「ジジー」と呼んで、みんなで大笑い。いつもは「ゆきジー」と言っているのですが、「ゆ」が言いにくいようで、省略して思わず出たのが「ジジー」だったらしい。
 それから、母親(長女)のお母さんがカミさんだということはわかっているのですが、次女のお母さんがカミさんということが、まだよくわからないらしい。次女が「ちいねえちゃん(次女のこと)のお母さんはどこにいる?」と聞くと、なんと「2階」と答えました。
 どうして“2階”なのかは不明。どういう発想をしているんだか、面白いものである。
 会うたびに成長していくのを見るのは面白くて楽しいのですが、相手をしていくのがだんだん大変になります。
 体力をつけなきゃね。

 病院のクソ親父は、長女や次女の呼びかけに答えたそうです。わりとしっかりしていたようですが、すぐにまた寝てしまったということです。
 今日、カミさんと行った時は、寝たままで呼びかけにも反応がありませんでした。しばらくは、こんな感じで推移するんでしょう。
 一方、ひめは薬と水分の制限(1日に600cc)が効いているようで、お腹の張りも少し緩まったようです。食欲も出て、少し歩くようになったので、今日の昼間に、久しぶりに近くの公園まで散歩をしました。こっちも、一進一退で推移しそうです。
 ジイさんやバアさん、長女夫婦や次女、そして子どものチビりん。いろんな年代を見ていると、人の一生の移り変わりってこんなものか、と感じます。

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