液状化は大丈夫?

 東日本大震災では、激しい揺れや津波、そして原発事故による放射能汚染により甚大な被害がもたらされた。
 そして、地震の直接の揺れによるもののほかに、関東地方の臨海部埋立地や利根川流域、東北地方などに地盤の液状化被害が発生した。

 地盤の液状化とは、地盤が地震動で揺すられて液体状になる現象である。
 液状の土砂が水流として噴出したり、地盤が陥没、沈下したりする。そして、地盤の支持力が著しく低下し、家屋が傾いたり沈下したりするのである。

 東日本大震災では、遠く離れたバカ親父の住んでいる近くでも、埋立地で液状化が起きている。
 これからマイホームを建てようとする人はもちろんだが、自宅や近辺でも、はたして液状化が起きるかどうかは大きな問題である。 

 この液状化について、日本建築学会が市民向けの情報を集めたサイト「液状化被害の基礎知識」をつくったという。
 家を建てる前の心構えや、液状化前の対策と事後の修復方法、被災後の復旧に向けた融資制度、法規制の現状や課題などを盛り込んでいる。
 8月22日の朝日新聞に「マイホーム立てる前に 液状化 危険度チェック」というタイトルで載っていた。 

 詳しいことはこのサイトをご覧いただきたいが、そのなかから、液状化しやすい土地の見わけ方について、簡単にまとめてみた。


○ 液状化危険度の調べ方

1. 液状化危険度マップで読みとる
 液状化危険度マップは、都道府県や市区町村単位で作成され、公表されているものが多い。
 その名称はいろいろあるが、地震によってその土地が揺れた場合の液状化の危険(影響)の度合いを地図上に色づけして塗り分けてある。
 その地域の50mから1km四方の土地を一つのメッシュ(方眼、区画)として危険度を評価したものが多く、地域の液状化の危険性がどの程度かがわかる。
 対象地域全域に対して一定の震度を仮定したものもあるが、最近は、震源と地震の規模(マグニチュード)を想定した地震により、その場所がどれだけ揺れるかを計算し、その揺れによる液状化現象の発生危険度を表したものが多いという。
 マップを見るについては、想定されている地震の揺れの強さによって変わるものであることを認識しておく必要がある。
 また、液状化危険度の地域的傾向を把握できるものであって、個々の宅地の液状化危険度を評価したものでもない。

2. チェックリストで点検する
 以下のようなところは、液状化が起りやすいところである。

 ① 若い(新しい)埋立地
 ② 昔、川や沼や池があった場所
 ③ 大きな川の沿岸(特に、氾濫がよく起きている場所)
 ④ 海岸段丘の裾(すそ)、砂丘と砂丘の間の低地
 ⑤ 砂鉄や砂礫を採掘した跡地の埋戻し地盤
 ⑥ 沢などを埋め盛土をした造成地
 ⑦ 過去に液状化したことのある土地

 これらの項目に該当するかどうかは、古い地形図や市町村の洪水記録を見たり、地元の複数の住民に尋ねたりするといいという。

3. 地盤調査をする
 鉄の棒を地中にねじ込んで強度を確かめるという一般的な方法があるが、できるだけ土を採取して調べたほうがいい。
 できれば、ボーリング調査やコーン貫入試験をして、液状化が起こりうる土(砂がちの土)が存在するか否か、存在する場合は深さや厚さなどを調べる必要があるということである。


 横浜市には「液状化マップ」というのがあった。
 これで見ると、沿岸部の埋立地はほとんどまっ赤で、液状化の可能性が高い。内陸でもところどころに可能性の高いところがあるようだが、これらは谷地や昔の川や沼に盛土をしたところなどなのだろう。
 バカ親父の住んでいるところは、山を切り取った造成地だから、液状化は起きにくいようである。崖崩れは起きやすいだろうけどね(~_~;)。

 みなさんも一度、自分の住んでいるところがどうなのか、ネットで液状化危険度マップを調べたり、チェックリストで点検してみてはいかがだろうか。
 

<後記>あらかじめ液状化が起きそうかどうかを、見極めておくことは必要だと思います。
 起きそうもなければそれでいいし、起きそうなら対策を検討しなきゃいけないでしょうね。
 お金はかかるでしょうが、いろいろな方法があるようです。命には代えられませんよね。

 夕方の散歩は遅めに行きました。晴れていましたが、黒っぽい雲がたくさん流れていました。
 明日は、晴れから雨になるようです。

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