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『メインテーマは殺人』

        〔公園のベンチでマッタリするSORA〕  昨年『カササギ殺人事件』で話題となった英国の作家アンソニー・ホロヴィッツの『メインテーマは殺人』を紹介する。  プロローグは、次のように始まる。 <   1 葬儀の手配  白くまぶしい陽光があたりにふりそそいではいるものの、見た目ほどは暖かくな…
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『11月に去りし者』

              〔雰囲気のある玄関灯〕  米国の作家ルー・バーニーによるハードボイルドのノワール小説『11月に去りし者』を紹介する。  ノワール小説ではあるが、切ない恋愛小説ともなっている。じんわりと沁みとおってくる味のある作品である(^^ゞ。  プロローグは、次のように始まる。 <   …
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『魔女 ― エリカ&パトリック事件簿』

          〔今日の夕焼け〕  スウェーデンの作家カミラ・レックバリの「エリカ&パトリック事件簿」シリーズ第10弾『魔女』が邦訳されたので、紹介してみる。  前回の『獣使い』から1年11か月ぶりの、待ちわびていた邦訳である(^^)/。  プロローグは、次のように始まった。 <    魔女 …
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『ベルリンで追われる男』

              〔?(^^ゞ〕  ドイツの作家マックス・アンナスの、緊迫感に満ちた怒濤の追跡サスペンス『ベルリンで追われる男』を紹介する。  主人公は、ガーナ出身でベルリン不法残留者のコージョ・アヴジである。  プロローグは次のように始まる。 <   1 「メッシ? ロナウド?」 …
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『マンハッタンの狙撃手』

       〔夕散歩の帰りに見えた南東の小焼け〕  タイトルに「狙撃手」が入った本の紹介が続く。  そんなに「狙撃手」が好きなのか? と言われそうだが、狙撃手にかかわる物語が好きなのである(^^ゞ。  まあ、たまたまそんな本を続けて読んで面白かったから、紹介するだけである(^^)/。  今回の物語は、元FB…
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『狙撃手のゲーム』

         〔夕散歩の帰りに見えた東の空〕  『極大射程』から始まる伝説のスナイパー、ボブ・リー・スワガーを主人公とするシリーズの、『蘇るスナイパー』から10年ぶりに発表された『狙撃手のゲーム』が邦訳されたので、紹介する。  プロローグは、次のように始まる。 <   1 現在 某所 …
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『わが母なるロージー』

         〔南の薄雲の中に見えた月〕  フランスの作家ピエール・ルメートルが描くカミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズの番外編『わが母なるロージー』を紹介する。  このシリーズは、第1作『悲しみのイレーヌ』、第2作『その女アレックス』、第3作『傷だらけのカミーユ』と大人気を博した3部作である。  本作はその番…
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『ケイトが恐れるすべて』

       〔キリンの首のような電信柱の影(^^ゞ〕  予測不能の展開をみせる傑作犯罪小説『そしてミランダを殺す』の作者、ピーター・スワンソンの新邦訳ミステリーでクライム・ノベル『ケイトが恐れるすべて』を紹介する  次のような二部構成で、全38章からなる物語である。  第一部 長い脚で蠢くもの  第二部 二等分…
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『暗殺者の追跡』

         〔昨日の落日直前の夕陽〕   “グレイマン(人目につかない男)”の異名をもつ暗殺者、コートランド・ジェントリーが活躍する冒険アクション・シリーズの、『暗殺者の潜入』に続く第8弾『暗殺者の追跡』を紹介する。  かつてCIAの工作員だった彼は、CIAから前触れもなく“目撃しだい射殺”指令が下され追わ…
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『ひとり旅立つ少年よ』

     〔石垣からの、紅葉したはみ出し草〕  大好きな米国の作家ボストン・テランの新邦訳『ひとり旅立つ少年よ』を紹介する。  ニューヨークからミズーリまでの長い旅を、わずか12歳にして強いられることとなったチャーリー(シャルルマーニュ)・エゼキエル・グリフィンの、人間として逞しく成長していくさまを描いたロード・ノベ…
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『はっとりさんちの狩猟な毎日』

       〔公園の花壇で咲き始めたダリア〕  サバイバル登山家の服部文祥さんの奥さん・小雪さんが、狩猟に目覚めた夫と子どもたちとの生活を、楽しいイラストとともに描いたエッセイ集である。  サバイバル登山というのは、装備を切り詰め狩猟などをし ながら食糧を現地調達していく登山のことである。  そんな登山を始めた夫…
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『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』

       〔原っぱでマッタリするSORA(^^ゞ〕  英国のブライトンに住む日本人ブレイディみかこさんが、思春期真っただ中の12歳のひとり息子とともに考え、悩みを乗り越えていく“親子の成長物語”『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を紹介する。  著者は、カバー裏から紹介すると、次のような方である。 …
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『潤みと翳り』

      〔クネクネスリスリのあとマッタリするSORA(^^ゞ〕  オーストラリアの女性作家ジェイン・ハーパーの邦訳第2弾『潤(うる)みと翳(かげ)り』を紹介する。  ちょうど1年前に紹介した『渇きと偽り』と同じ主人公で、メルボルンで財務捜査を担当する連邦警察官アーロン・フォークが活躍する。  プロローグは、…
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『神戸・続神戸』

          〔夕散歩の帰りに昇ってきた月〕  俳人の西東三鬼(さいとう さんき)さんが、第二次大戦下の神戸トーアロードにあった奇妙なホテルの住人たちを描く私小説というか回想記『神戸・続神戸』を紹介する。  まず、西東三鬼さんについてカバー裏から紹介しておく。 <(1900-1962)岡山県生れ。日本…
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『カリ・モーラ』

      〔夕日が雲に隠れている今日の西空〕  傑作サイコ・スリラーを書いている、米国の作家トマス・ハリスの新作『カリ・モーラ』を紹介する。  トマス・ハリスといえば、映画化もされた『羊たちの沈黙』などの“レクター・シリーズ”四部作でサイコ・スリラーの金字塔を打ち立てた作家である。  彼の新作なら読まねばなる…
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『沈黙の少女』

           〔今夕の赤い夕日〕  ドイツの作家ゾラン・ドヴェンカーの緊張感溢れるミステリー・サスペンス『沈黙の少女』を紹介する。  この作家は以前に、『謝罪代行社』という作品でドイツ推理作家協会賞を受賞し、日本でも好評で話題になった。  実は、この作品はバカ親父も読み始めたのだが、途中でなんだかプ…
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『レパード 闇にひそむ獣』

        〔薄い飛行機雲を引いて飛ぶ飛行機〕  ノルウェーの作家ジョー・ネスボの、〈刑事ハリー・ホーレ〉シリーズの第8作目『レパード 闇にひそむ獣』が邦訳されたので、紹介する。  プロローグは、次のように始まる。 <  1 溺死  彼女は眼を覚ました。漆黒の闇のなかで瞬(まばた)きをし、…
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『俺たちはどう生きるか』

          〔「はいっては いけません」(^^ゞ〕  団塊世代のジジィである芸人の大竹まことさんのエッセイ集『俺たちはどう生きるか』を紹介する。  大竹まことさんについて、知らない方もいると思うので、奥付から最初に紹介しておく。 <一九四九年東京都生まれ。東京大学教育学部附属中学校・高等学校卒業。一…
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『ダラスの赤い髪』

          〔夕日の見えない今日の曇り空〕  米国の女性作家キャスリーン・ケントの警察小説『ダラスの赤い髪』を紹介する。  警察小説だが犯罪・ノワール小説ともいえるもので、主人公の女性刑事ベティ(エリザベス)・リジックの一人称で語られる物語である。  このベティ・リジックという主人公がなかなか興味深…
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『骸骨巡礼』

            〔公園の花壇〕  『骸骨巡礼』なんて何だかおどろおどろしいが、ミステリーではない(^^ゞ。  解剖学者の養老孟司さんが南欧(イタリア、ポルトガル、フランス)のお墓や納骨堂を巡礼して、思ったこと感じたことを自由気ままに綴った紀行エッセイである。  以前に『身体巡礼』として中欧(ドイツ、オースト…
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『ドリトル先生航海記』

          〔夕方の上空のどんより空〕  有名な物語だが、はじめて読んだ本で、新たに訳された『ドリトル先生航海記』を紹介する。  井伏鱒二の翻訳が有名だが、これは生物学者の福岡伸一さんが原著初版に忠実な訳文で、長年の念願だったという新訳を実現したものである。  また全60章にわたって原著そのままに、著者…
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『ブラック&ホワイト』

         〔夕方見かけた電線上のムクドリ〕  はじめて読む米国の女性作家カリン・スローターの『ブラック&ホワイト』を紹介する。  スローターは有名なベストセラー作家で、この作品はジョージア州捜査局の特別捜査官“ウィル・トレント”を主人公とするシリーズの第7作目になる。  本作について、池上冬樹さんが…
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『IQ2』

       〔電線に止まっていたムクドリ3羽〕  この前紹介した『IQ』の第2弾『IQ2』を読み終わったので紹介してみる(^^ゞ。  原題は“RIGHTEOUS”で、「公正な、高潔な」ということであり、米国の俗語では「本物の、優れた」ということらしい。  その意味するところは物語のラストでわかってくる…
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『IQ』

               〔今日の夕景。SORAも写ってます(^^ゞ〕  米国の日系人作家ジョー・イデの黒人探偵を主人公にしたミステリー『IQ』を紹介する。  本作は昨年度の刊行で好評を博し、あちこちの「2018年度のミステリーベスト10」に必ずといっていいほど入っていた。  だいぶ前に読んでいたの…
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『まだすべてを忘れたわけではない』

               〔夕日の上部に見えた幻日?!(^^)/〕  米国の女性作家ウェンディ・ウォーカーの、一気読みせずにはいられないサイコロジカル・サスペンス『まだすべてを忘れたわけではない』を紹介する。  プロローグは、次のように始まる。 <    1  男は女を追い、家の裏手に…
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『卵をめぐる祖父の戦争』

               〔屋根の上の寂しそうなカラス(^^ゞ〕  米国の作家デイヴィッド・ベニオフによる、ロード・ノベルで相棒(バディ)小説の傑作長篇『卵をめぐる祖父の戦争』を紹介する。  本書は2010年にハヤカワ・ミステリ(ポケミス)として刊行され好評を博した作品で、その後、文庫化されたものであ…
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『山藤章二の四行大学』

             〔夕日がぼんやりと見えた今日の夕空〕  ブラック・ユーモア溢れ、諧謔味のあるイラストでお馴染みの山藤章二さんが、日々感じたことや考えたことを4行という短い文章まとめ綴った本『山藤章二の四行大学』を紹介する。  本書は次のような5章にジャンル分けされている。  前口上 第1…
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『東京懐かし写真帖』

               〔今日の西の雲の多い夕空〕  東京の下町の街角や庶民の日常を切り取り、戦後復興や東京の変貌の記録となっている写文集『東京懐かし写真帖』を紹介する。  本書は、読売新聞都民版で8年300回を数え、現在も連載中の秋山武雄の懐かし写真館」から、選りすぐりの72本を収録している。 …
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『気ままに、デジタルモノクロ写真入門』

               〔今日の夕方の影(^^ゞ〕  写真家でエッセイイストの丹野清志さんが書いた『気ままに、デジタルモノクロ写真入門』を紹介する。  丹野さんはスナップ写真の名手だが、デジタル写真でいかにモノクロ写真を楽しむかを説いた本である。  バカ親父が子どものころはカラー写真などなく、写真…
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『指名手配』

               〔電線に止まるカラス〕  米国の作家ロバート・クレイスの“コール&パイク・シリーズ”の17作目『指名手配』が出たので紹介する。  ロサンゼルスの私立探偵エルヴィス・コールが主人公で、相棒で海兵隊あがりの元警官ジョー・パイクが探偵事務所の主にバイオレンス部門を担当している(^^ゞ。…
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