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『生きるか死ぬかの町長選挙』

          〔公園にあったフヨウの実(種)〕  南部の小さな町シンフルで身を隠すCIA工作員レディング(通称フォーチュン)と、最強おばあちゃんコンビが織り成す破壊と混乱の痛快コメディー・ミステリー“ワニ町”シリーズの新邦訳『生きるか死ぬかの町長選挙』が出たので紹介する。  『ワニの町へ来たスパイ』、『ミスコン…
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『パリのアパルトマン』

            〔石垣を這う蔦の紅葉〕  以前に紹介した『ブルックリンの少女』の作者、ギヨーム・ミュッソの新作ミステリー『パリのアパルトマン』を紹介する。  『ブルックリンの少女』はバカ親父の性に合っていてとても面白かった。本作も重いテーマを描いているものの、ユーモアもあり洒落ている(^^ゞ。  プロロ…
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『探検家とペネロペちゃん』

      〔夕方の東の空。桜はほとんど葉を落としています〕  探検家でノンフィクション作家の角幡唯介(かくはた ゆうすけ)さんが、自分の娘について父親としての想いなどを綴ったエッセイ集『探検家とペネロペちゃん』を紹介する。  この本は、 『小説幻冬』2016年11月号~2018年11月号に連載された「ペネロペちゃ…
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『愛犬家の動物行動学者が教えてくれた秘密の話』

            〔木間から射し込む朝日〕  ペット先進国の米国で長年、多くの犬たちを観察してきた動物行動学者のマーク・ベコフさんがまとめた、犬の秘密を紐解いてくれる本『愛犬家の動物行動学者が教えてくれた秘密の話』を紹介する。  内容を目次から見てみようと思うのだが、小見出しが書かれていないので本文から抜き…
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『ゴーストリコン ワイルドランズ:ダークウォーターズ』

          〔夕散歩で見つけた大輪のダリア〕  特殊部隊“ザ・ゴースト”がアマゾンでの人質奪還に挑む戦闘アクション(冒険サスペンス)小説『ゴーストリコン ワイルドランズ:ダークウォーターズ』を紹介する。  本作は、米国の作家リチャード・ダンスキーの作品だが、シューティングゲーム『ゴーストリコン:ワイルドランズ…
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『熊の皮』

          〔夕日がガラスに反射していた(^^ゞ〕  米国のアパラチア山脈の厳しくも雄大な自然を舞台に、男の闘いを詩情豊かに描く冒険ノワール小説『熊の皮』を紹介する。  作家ジェイムズ・A・マクラフリンのデビュー作で、本年度のアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞を受賞した。  プロローグは、次のように始…
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『この道をどこまでも行くんだ』

           〔家並みの間から射す朝日〕  椎名 誠さんの、自然や人間への愛情のこもった50枚の写真とエッセイをまとめた本『この道をどこまでも行くんだ』を紹介する。  「東京スポーツ」紙に連載されたものを、単行本化にあたって大幅に再構成・加筆・修正したものだということである。  目次から内容を拾ってみる…
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『七人の暗殺者』

    〔午後3時ころに、廊下で丸くなって寝ていたSORA(^^ゞ〕  ロンドン在住の謎の作家エイダン・トルーヘンのハードボイルドでクライム・サスペンス『七人の暗殺者』を紹介する。  プロローグは、次のように始まる。 <ラテ・マキアートを注文しているのはディデイが死んで悲しいからだ。ものすごく悲しくはないが…
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『終の航路』

       〔夕日じゃないよ、朝日だよ!(^^ゞ〕  久しぶりにワクワクするような海洋冒険小説『終(つい)の航路』を読んだので紹介してみる。  米国の女性作家カサンドラ・モンターグのデビュー作で、近未来のSF小説でもある。  プロローグは、次のように始まる。 <   プロローグ  親がこの世に…
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『生き物の死にざま』

              〔外壁の模様(^^ゞ〕  いろんな生き物の死に臨んだ最後の輝きを描きながら、死とは何か? 死ぬとはどういうことなのか? そして命のバトンでもある死について考察した本『生き物の死にざま』を紹介する。  著者は、次のような方である。(カバー裏から) <1968年静岡県生まれ。静岡大学大学…
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『ひみつのしつもん』

       〔矢印? テニスコートの照明灯である(^^ゞ〕  翻訳家の岸本佐知子さんのエッセイ集『ひみつのしつもん』を紹介する。  これは岸本さんが雑誌『ちくま』に連載しているエッセイの単行本化されたものだが、連載は今年で18年目となり、その4冊目となる本である。  妄想エッセイとも言っていいもので、面白くもおか…
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『メインテーマは殺人』

        〔公園のベンチでマッタリするSORA〕  昨年『カササギ殺人事件』で話題となった英国の作家アンソニー・ホロヴィッツの『メインテーマは殺人』を紹介する。  プロローグは、次のように始まる。 <   1 葬儀の手配  白くまぶしい陽光があたりにふりそそいではいるものの、見た目ほどは暖かくな…
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『11月に去りし者』

              〔雰囲気のある玄関灯〕  米国の作家ルー・バーニーによるハードボイルドのノワール小説『11月に去りし者』を紹介する。  ノワール小説ではあるが、切ない恋愛小説ともなっている。じんわりと沁みとおってくる味のある作品である(^^ゞ。  プロローグは、次のように始まる。 <   …
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『魔女 ― エリカ&パトリック事件簿』

          〔今日の夕焼け〕  スウェーデンの作家カミラ・レックバリの「エリカ&パトリック事件簿」シリーズ第10弾『魔女』が邦訳されたので、紹介してみる。  前回の『獣使い』から1年11か月ぶりの、待ちわびていた邦訳である(^^)/。  プロローグは、次のように始まった。 <    魔女 …
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『ベルリンで追われる男』

              〔?(^^ゞ〕  ドイツの作家マックス・アンナスの、緊迫感に満ちた怒濤の追跡サスペンス『ベルリンで追われる男』を紹介する。  主人公は、ガーナ出身でベルリン不法残留者のコージョ・アヴジである。  プロローグは次のように始まる。 <   1 「メッシ? ロナウド?」 …
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『マンハッタンの狙撃手』

       〔夕散歩の帰りに見えた南東の小焼け〕  タイトルに「狙撃手」が入った本の紹介が続く。  そんなに「狙撃手」が好きなのか? と言われそうだが、狙撃手にかかわる物語が好きなのである(^^ゞ。  まあ、たまたまそんな本を続けて読んで面白かったから、紹介するだけである(^^)/。  今回の物語は、元FB…
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『狙撃手のゲーム』

         〔夕散歩の帰りに見えた東の空〕  『極大射程』から始まる伝説のスナイパー、ボブ・リー・スワガーを主人公とするシリーズの、『蘇るスナイパー』から10年ぶりに発表された『狙撃手のゲーム』が邦訳されたので、紹介する。  プロローグは、次のように始まる。 <   1 現在 某所 …
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『わが母なるロージー』

         〔南の薄雲の中に見えた月〕  フランスの作家ピエール・ルメートルが描くカミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズの番外編『わが母なるロージー』を紹介する。  このシリーズは、第1作『悲しみのイレーヌ』、第2作『その女アレックス』、第3作『傷だらけのカミーユ』と大人気を博した3部作である。  本作はその番…
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『ケイトが恐れるすべて』

       〔キリンの首のような電信柱の影(^^ゞ〕  予測不能の展開をみせる傑作犯罪小説『そしてミランダを殺す』の作者、ピーター・スワンソンの新邦訳ミステリーでクライム・ノベル『ケイトが恐れるすべて』を紹介する  次のような二部構成で、全38章からなる物語である。  第一部 長い脚で蠢くもの  第二部 二等分…
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『暗殺者の追跡』

         〔昨日の落日直前の夕陽〕   “グレイマン(人目につかない男)”の異名をもつ暗殺者、コートランド・ジェントリーが活躍する冒険アクション・シリーズの、『暗殺者の潜入』に続く第8弾『暗殺者の追跡』を紹介する。  かつてCIAの工作員だった彼は、CIAから前触れもなく“目撃しだい射殺”指令が下され追わ…
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『ひとり旅立つ少年よ』

     〔石垣からの、紅葉したはみ出し草〕  大好きな米国の作家ボストン・テランの新邦訳『ひとり旅立つ少年よ』を紹介する。  ニューヨークからミズーリまでの長い旅を、わずか12歳にして強いられることとなったチャーリー(シャルルマーニュ)・エゼキエル・グリフィンの、人間として逞しく成長していくさまを描いたロード・ノベ…
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『はっとりさんちの狩猟な毎日』

       〔公園の花壇で咲き始めたダリア〕  サバイバル登山家の服部文祥さんの奥さん・小雪さんが、狩猟に目覚めた夫と子どもたちとの生活を、楽しいイラストとともに描いたエッセイ集である。  サバイバル登山というのは、装備を切り詰め狩猟などをし ながら食糧を現地調達していく登山のことである。  そんな登山を始めた夫…
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『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』

       〔原っぱでマッタリするSORA(^^ゞ〕  英国のブライトンに住む日本人ブレイディみかこさんが、思春期真っただ中の12歳のひとり息子とともに考え、悩みを乗り越えていく“親子の成長物語”『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を紹介する。  著者は、カバー裏から紹介すると、次のような方である。 …
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『潤みと翳り』

      〔クネクネスリスリのあとマッタリするSORA(^^ゞ〕  オーストラリアの女性作家ジェイン・ハーパーの邦訳第2弾『潤(うる)みと翳(かげ)り』を紹介する。  ちょうど1年前に紹介した『渇きと偽り』と同じ主人公で、メルボルンで財務捜査を担当する連邦警察官アーロン・フォークが活躍する。  プロローグは、…
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『神戸・続神戸』

          〔夕散歩の帰りに昇ってきた月〕  俳人の西東三鬼(さいとう さんき)さんが、第二次大戦下の神戸トーアロードにあった奇妙なホテルの住人たちを描く私小説というか回想記『神戸・続神戸』を紹介する。  まず、西東三鬼さんについてカバー裏から紹介しておく。 <(1900-1962)岡山県生れ。日本…
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『カリ・モーラ』

      〔夕日が雲に隠れている今日の西空〕  傑作サイコ・スリラーを書いている、米国の作家トマス・ハリスの新作『カリ・モーラ』を紹介する。  トマス・ハリスといえば、映画化もされた『羊たちの沈黙』などの“レクター・シリーズ”四部作でサイコ・スリラーの金字塔を打ち立てた作家である。  彼の新作なら読まねばなる…
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『沈黙の少女』

           〔今夕の赤い夕日〕  ドイツの作家ゾラン・ドヴェンカーの緊張感溢れるミステリー・サスペンス『沈黙の少女』を紹介する。  この作家は以前に、『謝罪代行社』という作品でドイツ推理作家協会賞を受賞し、日本でも好評で話題になった。  実は、この作品はバカ親父も読み始めたのだが、途中でなんだかプ…
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『レパード 闇にひそむ獣』

        〔薄い飛行機雲を引いて飛ぶ飛行機〕  ノルウェーの作家ジョー・ネスボの、〈刑事ハリー・ホーレ〉シリーズの第8作目『レパード 闇にひそむ獣』が邦訳されたので、紹介する。  プロローグは、次のように始まる。 <  1 溺死  彼女は眼を覚ました。漆黒の闇のなかで瞬(まばた)きをし、…
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『俺たちはどう生きるか』

          〔「はいっては いけません」(^^ゞ〕  団塊世代のジジィである芸人の大竹まことさんのエッセイ集『俺たちはどう生きるか』を紹介する。  大竹まことさんについて、知らない方もいると思うので、奥付から最初に紹介しておく。 <一九四九年東京都生まれ。東京大学教育学部附属中学校・高等学校卒業。一…
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『ダラスの赤い髪』

          〔夕日の見えない今日の曇り空〕  米国の女性作家キャスリーン・ケントの警察小説『ダラスの赤い髪』を紹介する。  警察小説だが犯罪・ノワール小説ともいえるもので、主人公の女性刑事ベティ(エリザベス)・リジックの一人称で語られる物語である。  このベティ・リジックという主人公がなかなか興味深…
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