団塊バカ親父の散歩話

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help リーダーに追加 RSS 『広辞苑』の変遷

<<   作成日時 : 2007/11/02 21:30   >>

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画像 『広辞苑』の改訂版(6版)が来年の1月に発行予定されていることが、新聞やテレビで報道された。あちこちのブログでも取り上げられて、広辞苑の人気の高さがよくわかる。

 10月31日の朝日新聞の「ニュースがわからん!」に、「辞書の言葉はどうやって選ぶの?」というタイトルで、広辞苑を主として、辞書に掲載する言葉の選び方について書かれていた。
 この中に、広辞苑の各版に新たに収めた言葉でたどる変遷がまとめられていた。なかなか面白かったので、調べたことも多少つけ加えて紹介してみようと思う。 
 

○ 新たに収めた主な言葉でたどる『広辞苑』の移り変わり
 (< >内に、それぞれの年の主な出来事をつけ加えてみた。……以下は、バカ親父の思い出や感想)

【1版】(1955年・昭和30年)収録項目約20万
 新村出編「辞苑」を新村氏自ら全面的に改訂、増補
<総理大臣:鳩山一郎、自由民主党結成(55年体制)、第1回原水爆禁止世界大会、神武景気、法隆寺昭和大修理終了、ワルシャワ条約機構>
……第1版が出たのは、バカ親父が小学3年生の時で、買ったのは高校生の時だったと思う。高校卒業後、1年間の浪人生活を送ったのだが、お金がなくて何回か古本屋に売ったり買い戻したりしたものである。定価が3千円くらいで、約半値で売れた。お世話になりました。

【2版】(1969年・昭和44年)2万を追加、2万を削除
 新項目:愛車、重きをなす、スモッグ、寸借、中間色、マナー、レスラー
<総理大臣:佐藤栄作、佐藤・ニクソン会談、いざなぎ景気、東大安田講堂に機動隊導入、東名高速道路全通、アポロ11号月面着陸>
……大学生のころだ。ちょっと前からマイカーなんて言葉もできたのだろう。個人の自家用車は「愛車」だったんだろうね。クソ親父も、このちょっと前にカローラを買った。
 免許の取り立てだったが、この車を借りて、はじめて東名を走って清水で降りた。その直後、一般道路の右へ90度曲がる道で、曲がりきれずにガードレールに左側面から激突したことがある。スピード感覚が狂っていたのだろう。時速50〜55キロくらいだったし、セイフティベルトもしていなかったから、真っ直ぐに衝突していたら昇天していて、今こんなブログなんて書いていなかったかもしれない。

【3版】(1983年・昭和58年)1万2千を追加
 新項目:熟年、宅配、嫌煙権、五月病、自然食、ダイエット、省エネ、カラオケ、パソコン、ワープロ
<総理大臣:中曽根康弘、老人保健法施行、青函トンネル貫通、三宅島大噴火、奈良県明日香村のキトラ古墳で彩色壁画発見、大韓航空機撃墜事件>
……30代の半ばである。職場へのパソコンの導入を検討するために、販売店に見にいったことがある。ワードプロッセッサー機能は、言葉を一語ずつ打ち込んで下に出てきた同音異義語から選ぶというもので、長い文章をいっぺんには書けなかった。こりゃまだダメだと思ったものだ。
 初期には、いわゆるワープロ単体機の方が性能はよかったのだ。パソコンのその後の進歩の速さは、目を見張るものがあった。

【4版】(1991年・平成3年)1万5千を追加
 新項目:森林浴、いまいち、単身赴任、秘湯、過労死、回転寿司(ずし)、コンセプト、フリーター
<総理大臣:海部俊樹・宮沢喜一、海自掃海艇ペルシア湾へ出発、平成の大不況開始、雲仙普賢岳噴火、都庁移転、湾岸戦争、ソ連邦消滅>
……40代半ばである。単身赴任とか過労死とかに表わされるように、いちばんこき使われた時期かもしれない。反面、森林浴とか秘湯とか、働きすぎに対する反省が起きてきた時代なのかなあ。フリーターも出てきてるんだね。

【5版】(1998年・平成10年)1万を追加
 新項目:朝一、一押し、裏技、茶髪、ストーカー、携帯電話、テーマパーク、インターネット
<総理大臣:橋本龍太郎・小渕恵三、長野冬季オリンピック、仏サッカーW杯初出場、明石海峡大橋、地球温暖化防止京都会議、クリントン大統領不倫もみ消し疑惑>
……50代に入ったところだ。大きな携帯電話が小さくなって、急速に普及し始めたころだろうか。インターネットもいろいろ使い始めたころだと思う。今みたいな動画が自由に見られるなんてことはなかった。動きはまだまだ遅かった。

【6版】(2008年・平成20年)1万を追加。収録項目24万
 新項目:いいとこどり、健康食品、内部告発、風評被害、認知症、カミングアウト、ニート、自爆テロ、メタボリック症候群、エコノミークラス症候群、PTSD、鳥インフルエンザ、ウルトラマン、自己中、たられば、引籠り、ラブラブ、うざい、癒し系、着メロ、逆切れ、めっちゃ、サプライズ、スキミング、ブログ、検索エンジン、顔文字、ヘッジファンド、ユビキタス、ビオトープ、IPCC、いけ面、IH調理器、IP電話、ETC、プルサーマル、青バット、真知子巻、ウルトラマン、おしん、河合隼雄、宮沢喜一、網野善彦、吉村昭、植木等、如月小春、丹下健三、胡錦濤、アルマーニ、(ビル)ゲイツ、プーチン、ローリング・ストーン、ダイアナ
……なんでも、追加された項目のうち、カタカナ語が4割弱を占めるという。新しい言葉が次々に現れるから、本の形で出版されるというのも限界が来ているような気もするが、本だと前後の項目が一目で見られるなどのいいところもある。
 新語は、ネットでウェブサイトに提供される電子データで調べる、ということになるだろう。

 今回の改訂では、若者言葉や情報通信、金融・経済、環境の分野からの項目追加が多いということである。
 また、法改正や市町村合併で解説の変わった項目もあるという。たとえば、文豪島崎藤村は、生誕地の長野県山口村が合併したため「長野県生まれ」から「木曽馬籠(現、岐阜県中津川市)の生まれ」になった。
 広辞苑では、編集部が新聞、テレビ、インターネットで候補を探したり、「意味を教えてほしい」という問い合わせも参考にしている。各分野の専門家のチェックも入るが、候補としては約10万語が挙がったということだ。
 その中から、使用頻度や重要度、定着度合いで1万語に絞り込んだのである。インターネットでのヒット数も参考にしたという。
 使用範囲が狭かったり、一時的な流行語は採用しない方針で、「萌(も)え」や「イナバウアー」「できちゃった婚」「イケてる」は見送られた、ということである。


<後記>『広辞苑』のいいところは、人名などが多く載っていて、簡単な百科事典としても使えることだと思います。国語辞典としては、もっと詳しい辞典がありますからねえ。
 今は、電子辞書に入っている広辞苑を使っていますが、なにせ本と比べると小さくて軽いのがいいのです。いつも鞄の中に入れています。本を持ち歩くわけにはいかないものねえ。
 版ごとに新しく追加された項目(言葉)を見ていくと、その時代をよく反映していることがよくわかります。移り変わってきたそのころの時代や生活が、懐かしく思い出されます(^^ゞ。
 皆さんは、いかがでしょうか。

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コメント(14件)

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広辞苑ねぇ、ウチにもあったけれど そういや、私も今は全然使っていないです。電子辞書も持ってましたが、今は、携帯電話の機能の中に 辞書機能があって、英和辞典、和英辞典、国語辞典があるので、今はもっぱらそれを使っています。
便利だけど、味気ないかもね。昔、時々、辞書を眺めて、へ〜そうなのかぁ〜ふ〜んって辞書を楽しんでた事を思い出しました。
キョン
2007/11/02 23:04
☆ キョンさんちにも、広辞苑ありましたか。あれはちょっと重いから、年寄りには使いづらい(~_~)。
 すごい、携帯電話に辞書機能がついてるんですか。バカ親父のはカメラ機能もない古いやつだから、電話とメールだけしかできないと言ってもいいものです。いまの携帯電話は、電話とケータイ、カメラつきのコンピューターみたいなものだね(^^ゞ。
 高校の時の国語の先生で、広辞苑を全部読んで2度目を読み始めてるという人がいましたが、本の広辞苑は読むのが一番いいのかもしれません(^^♪。
遊哉
2007/11/03 00:06
遊哉さん、おっはよ!今、記事を読んで「はて、私の広辞苑はいつのかいな?」って思っちゃった。国語辞典に関するものは過去、良く買ったもんだし。ハンディーなのから、ドッコラショ!って抱えなきゃ持って来れないものなどetc・・・
今、広辞苑を見たら「第三版」「新村 出編」て書いてあるからかなり古いよね。最近辞典買ってないもんなあ〜。最新版広辞苑、買おうかな?
この辺りで・・・。言葉を調べる方法は今や色んな法方があるけど、やっぱり辞典が落ち着くなあ。わたしゃあ、古い奴でござんして・・・。
昔は広辞苑から言葉を拾って短歌を良く作ったもんです。あと、鳥図鑑や魚図鑑から鳥や魚の名前を入れてパクリましたわ。そこへリアリティーを持たせればいい歌になることもあったもんじゃわ。へ?アジサシ千羽の群れを見たの!?なんて質問されたし・・・。≧(´▽`)≦アハハハ
また、それをやろうかな?ネタ切れのとき。
さよちん
2007/11/03 10:21
第二版が どっかに有る筈 とにかく この辞書さん 大好き 若いとき 全部読んでやろうと 挑戦したよ 結果はーーー
seizi05
2007/11/03 10:40
みんな持ってるのね。私はもっぱら電子辞書の広辞苑ですな・・。英和辞典も字が小さくて・・ショボショボ・・(>_<)しかし「字引く書なり」とは良く言ったものですね。
版毎に増える新語はまさに時代が見えてくるって感じですね〜。「真知子巻き」がナゼ・・・
リサ
2007/11/03 11:03
☆ さよちん、辞書っていうのは腐ることはないから、古くたっていいんだけどね。今はネットで辞書のサイトもあるから、新しい言葉も調べられていいんだけど、やっぱり手元に最新の広辞苑は置いときたい気がします。来年1月に6版が出るから、よかったら手に入れてください(~_~)。
 普段は電子辞書に入っている広辞苑を使ってますが、前後の項目がいっぺんに見られないのが不便です。本には本のよさがあるんですよね。自分に合ってるものを使えばいいと思います。
 言葉を増やすには、辞書や辞典を読むのがいいでしょうね。読み出すと、意外と面白いものですよね(^^♪。
 アジサシ千羽の話は愉快です。そんなものめったに見られるものじゃないでしょうね。それでも歌は歌えるし、それはそれでいいような気もするけど、どうなんだろうか(^^ゞ。
遊哉
2007/11/03 11:44
☆ seiziさん、第二版がまだどっかにあるんですか。それ貴重です(^^ゞ。広辞苑は百科辞典という面もあるから、読んでも面白いんですよね。挑戦の結果は……火を見るよりも明らか(~_~)。
遊哉
2007/11/03 11:49
辞書って、手紙を書くときには必需品だったので、学校で使ってたのをそのまま使ってたのですが、今はメールですべて済んでしまうし、たまに調べたいことがあってもケータイの辞書機能で十分間に合います。ただ、文章をひねり出すときにはやはり辞書が要りますよね。出版されたら見てみよう。一冊あったら便利でしょうし。暇な時にパラパラめくってたら語彙も増えていいでしょうね。
遊哉さんのケータイはかなり初期タイプですか?娘のケータイは、ネットにも繋がるしイヤホンをセットして音楽も聞けるし、何やらわけわからないほど便利ですよ。よくあんなん使いこなせるなって思いますけど(?_?)
キーブー
2007/11/03 12:02
☆ リサさん、バカ親父も普段は電子辞書です。小さくて軽いから便利だよね。英和辞典は、確かに字が小さくて困ります。天眼鏡(←古い〜)が手放せません(~_~)。
 「生き字引」なんて言葉もありますね。英語もそうだけど、知らない言葉は、字を引かないと覚えませんね(^^ゞ。
 新しく追加された言葉は、それぞれの時代を反映していて面白いです。「真知子巻き」はたしかに今さら何で? と思いますよね。これは、時代とともに消えつつある言葉で「記録のため」という理由で補充した内の、“昭和の言葉”として載せられたものだそうです。「青バット・赤バット」「ウルトラマン」「おしん」なども、その範疇として入れたそうです(~_~)。
遊哉
2007/11/03 12:07
遊哉さん、広辞苑第六版、たった今近くの書店に予約したよ。小さいのと大きいのがあるって言ったから大きい方を頼んだ。一万円弱だって言うから、まあ、いっか!おお〜何年ぶりの辞典かしら。楽しみだなあ〜。なんでも即実行のさよちんでしたぁ〜。ア!(* ̄○ ̄)( ̄о ̄*)ホ!!かも・・
さよちん
2007/11/03 12:23
☆ キーブーさん、辞書が必需品になるほど手紙を書いていたんですか。ラブ・レター?(~_~)。
 以前は仕事でもよく手紙を書きましたね。たしかに辞書は手元に置いときました。今はほとんどメールで済んじゃうから、楽は楽ですが面白みはないですね。時候の挨拶も必要なくなっちゃたしね(^^ゞ。
 バカ親父のケータイは5年くらい前に買い与えられたものです。お袋が亡くなって、クソ親父が一人住まいになって、何かあったらすぐに連絡できるようにということで持たされました(~_~)。今はいっしょに住んでるから、娘たちとメールをするだけです。カメラもついてない古い奴です。バカ親父といっしょ(^^ゞ。
 来年1月に第六版が出たら、一度見てみてください。1冊はあってもいいかもですね。一生使えるしね。たまには読んでみるのもいいかもしれませんよ(^^♪。
遊哉
2007/11/03 12:23
☆ さよちん、早すぎぃ〜〜〜〜(^^♪。さすがです(~_~)。
 大きいほうが字が大きいからいいけど、重たいよ〜。持ち上げる時に、手をくじいても知らないからね(~_~)。
 新しい本や辞書は、なんだか嬉しくなるよね。来るのが楽しみだね(^^♪。
遊哉
2007/11/03 12:28
広辞苑…
転職するときママ友だちが何人かで机上版のをプレゼントしてくれました。
重すぎて…。まだ新しいまま…スミマセン
今は眼鏡かけても字が見えなくて…。重ねてスミマセン。

でも、確かに時代を反映していて面白いですね。

Fチェスカ
2007/11/03 19:05
☆ アハハ、Fチェスカさん、机上版をプレゼントしてもらったというのは、なかなか気が利いてて良かったと思ったら……たしかにねえ、あれって重いんですよね。それに字が小さい。天眼鏡が必要ですね(~_~)。 いずれ暇な時間ができたら、天眼鏡を片手に読んでみてください(^^ゞ。それから、あれは夏の暑いときに、昼寝の枕に使えます(~_~)。 追加された項目(言葉)で、その時代がわかりますよね。なかなか面白いです。
遊哉
2007/11/03 22:22

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