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zoom RSS 『海賊の世界史』

<<   作成日時 : 2017/09/28 22:44   >>

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                〔今日の夕空と夕景〕


 古代から存在する“海賊”の各時代の特徴をとらえながら、現代までの世界史の展開をたどった桃井治郎さんの『海賊の世界史 ― 古代ギリシアから大航海時代、現代ソマリアまで』を紹介する。

 海賊といえば、船や沿岸を襲う略奪者とか殺戮者という存在であり、「人類共通の敵」などと言われる。
 だが一方で、海賊を主人公やヒーローとして描く小説やマンガ、映画などがあり、海賊は多くの人々に愛され、親しまれているという一面もある。
 いったい、どういうことだろうか。
 歴史を見ると、海賊はいつも人類共通の敵だったわけではなく、時には英雄的存在だったりした時代もあって、そんな歴史が現代の海賊のいろんなイメージを形作っているのである。

 本書では古代から現代までの、英雄としての海賊、略奪者としての海賊、征服者としての海賊、信仰者としての海賊、復讐者としての海賊、野心家としての海賊、冒険者としての海賊、事業者としての海賊、自由人としての海賊等々、それぞれの時代のいろんな海賊の姿に注目して、世界史の歩みをたどっている。

 また、海賊が時代によってつくられたという面だけでなく、海賊がいかに歴史に影響を及ぼしてきたのかを、裏面史として海賊の存在をとおした世界史を読み解いている。
 それぞれに時代に、どのような海賊が存在し、人々は海賊をどのように見なしていたのか、そして、海賊という存在がどのように世界史を動かしたのかを探っているのである。

 目次から内容を見ると、次のようである。


 はじめに

第1章 海賊のはじまり
 歴史の父ヘロドトス/古代ギリシアの海賊王/ギリシア神話の海賊/クレタの海上支配/大王と海賊/カルタゴとローマ/キリキア海賊とカエサル/ポンペイウスの海賊鎮圧/ローマ最後の海賊/キケロの海賊論/アウグスティヌスと中世の萌芽
第2章 海賊の再興
 古代の終焉/ヴァンダル族ガイセリック王/ヴァンダル族の海賊行為/ボン岬の海戦/イスラーム誕生/イスラーム世界の拡張/トリポリのレオ/サン・トロペのムスリム海賊/ヴァイキングの進出/ノルマンディー公国/シチリア王国の誕生/ヨーロッパの反撃/レコンキスタの開始/十字軍の呼びかけ/十字軍とサラーフ・アッディーン/十字軍の終焉と騎士修道会/二項対立の時代
第3章 二つの帝国
 帝国の誕生/レコンキスタと海賊/スペインの反撃/レスボス島の兄弟/大型ガレー船の拿捕/ベジャイア攻略の失敗/アルジェ王ウルージ/ウルージの最期/アルジェ総督ハイルッディン/チュニス攻略/ジェノヴァ提督アンドレア・ドーリア/カール五世のチュニス遠征/プレヴェザの海戦/カール五世のアルジェ遠征/不信心な同盟/オスマン・フランス合同作戦/マルタ大包囲戦/レパントの海戦/セルバンテス『ドン・キホーテ』
第4章 黄金期の海賊
 新大陸の発見/コロンブスの運命/スペインの掠奪/ラス・カサスの告発/富の争奪戦/ホーキンズの密貿易/サン・フアン・デ・ウルアの復讐/ドレークの世界周航/無敵艦隊との対決/カリブの海賊バッカニア/モーガンの掠奪行/パナマ遠征/ジャマイカ副総督への就任/キッドの活躍/私掠から海賊へ/ウェストファリア体制の成立/海洋論争/ロジャーズの世界周航/「海賊共和国」/黒ひげティーチ/二人の女海賊/最後の大海賊ロバーツ
第5章 海賊の終焉
 レパント海戦後の混沌/和平関係の構築/アメリカ合衆国の建国/アダムズ=ジェファーソン論争/和平条約の締結/トリポリとの対立/トリポリ戦争の結末/アメリカ新外交の確立/シドニー・スミスの告発/エクスマス卿の遠征/海賊廃絶の決議/ヨーロッパの通告/アルジェの反論/チュニスの反論/一八三〇年の解決
第6章 現代と海賊
 ソマリア海賊の出現/国際法上の海賊/近代国際秩序の形成/海賊とテロリズム/海賊の二面性

 おわりに
 参考文献


 ここに登場する海賊は、エーゲ海を支配した古代ギリシアの海賊、アレクサンドロス大王にたてついた海賊、古代ローマを脅かした海賊、カエサルへの復讐に生涯を賭けた海賊、破壊者として名を遺した海賊、北欧から現れた海賊、ムスリム海賊、十字軍騎士団の海賊、オスマン帝国の大提督になった海賊、新大陸の富をねらう海賊、イングランド女王からナイトに叙勲された海賊、時代に翻弄され縛り首になった海賊、海賊を裏切った海賊、伝説に残るカリブの海賊、地中海最後の海賊等々、さまざまな海賊が描かれていて興味深く面白いのである。 


<今日のお薦め本>
『海賊の世界史 ― 古代ギリシアから大航海時代、現代ソマリアまで』 桃井治郎 著、中公新書、929円、17.08.20. 再版(17.07.25. 初版)
 著者について、奥付から紹介しておきます。
<1971年、神奈川県に生まれる。筑波大学第三学群社会工学類卒業、中部大学大学院国際関係学研究科中退。博士(国際関係学)。中部高等学術研究所研究員、在アルジェリア日本国大使館専門調査員などを経て、現在、中部大学国際関係学部准教授。専攻・国際関係史、マグレブ地域研究、平和学。
著書 『アルジェリア人質事件の深層――暴力の連鎖に抗する「否テロ」の思想のために』(新評論、2015年)
 『「バルバリア海戦」の終焉――ウィーン体制の光と影』(中部大学、2015年)
 『近代と未来のはざまで――未来観の変遷と21世紀の課題』(共編、風媒社、2013年)>



<後記>海と船が好きなので、子どものころから『宝島』(片足の海賊ジョン・シルバー)とか『ピーターパン』(フック船長)などの本や映画が好きでした。
 古い映画ではカーク・ダグラスがバイキングを演じた映画や、エロール・フリンの「海賊ブラッド」ものなどをテレビで見たこともあります。
 最近では「パイレーツ・オブ・カリビアン」のシリーズはワクワクしながら観ることができます(^^ゞ。
 海賊というのは、なんでああも魅力的なんでしょうか(^^)/。

 そんな興味からこの本を読んでみましたが、海賊というのはそれぞれの時代の流れに翻弄された存在だったようで、とても面白かったです。
 海賊というとカリブ海が思い浮かびますが、地中海などは古代から200年くらい前まで、海賊が跋扈していた海だったんですね。
 それも、最初は列強の覇権(戦争)の敵国船を襲う私掠船(民間船の国家公認の海賊行為)として道具のように利用され、戦争が終わったり国の海軍力が充実すると、いわゆる海賊として取り締まられるなんていうことが多かったようです。
 キリスト教とイスラム教の対立でも、それぞれの海賊の闘いの趨勢が勝敗を決めるようなところもあったようです。
 興味のある方は、是非読んでみてください(^^ゞ。

 今日(28日)は一時陽射しも届きましたが、雨が降ったり止んだりの一日でした。
 午前中はちょっとムシムシしましたが、午後からは北寄りの風の影響かしだいに肌寒くなってきました。

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 昼ころにショッピングセンターに買い物に行きました。これは着いたときの空の様子で、雲の間から太陽が顔を見せていました。

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 これは1時間後の帰りの時の空の様子です。黒い雲に覆われていました。

 夕方の散歩は5時ちょっと過ぎに出ました。

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 今にも雨が降りそうだったので、傘を持って行きました。
 公園の桜並木の階段を上っていきました。

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 原っぱをウロウロしていきました。

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 北寄りの風が強くて、肌寒かったです。

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 SORAは大トイレの場所を探して、トットコ歩いていきます(^^ゞ。

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 大トイレが済んだSORAを「待て!」と言って待たせて、ウン○を拾います。なんだかすっきりした顔をしています(^^ゞ。

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 どの方向を見ても黒雲がうねっていました。

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 SORAはスタコラサッサと元来た方に戻っていきました(^^)/。

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 雨がポツポツと降ってきたので、帰ることにしました。

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 明日(29日)は、穏やかな秋晴れになって、過ごしやすい暑さのようです。朝晩はヒンヤリしそうです。

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